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活動報告activity report

山口県教育委員会に申し入れ書を提出しました

2019年02月08日

 

平成3128

山口県教育委員会 

教育長 浅原 司 殿

 

NPO法人全国いじめ被害者の会

代表 大沢秀明

大分県佐伯市内町2-30

0972238372

 

 

申し入れ書

 

 

 

 2016年に起きた高校2年生のいじめ自殺事件は、教育委員会の発表のとおり教職員が配慮すれば自殺は防げた。しかし、その教職員もいじめに加担していたことは驚くばかりである。教育委員会は配慮という言葉でごまかしている。

教育基本法には

・教育者は自己の崇高な使命を深く自覚し絶えず研究と修養に励む。

・幅広い知識と教養を身に着け豊かな情操と道徳心を養う。

学校教育法には

・知識と技能だけではなく社会人としての人間の形成。

・人格の完成、正義と責任、友情を大事にする、他人を労わる心。

このように法律があるのにも関わらず、教師たちが「いじめに加担」するばかりか、いじめを助長させている。教育委員会、学校は学校教育法、教育基本法を守ってこなかったのは明らかである。未来ある生徒を自殺に追い込んだのは、学校、教育委員会である。

教職員へのいじめ問題の対応はもとより、いじめに加担するなどあってはないことを深く反省し、重く受け止めるべきである




仙台市教育委員会に申し入れ書を出しました


平成31125

 

仙台市教育委員会 

教育長 佐々木 洋 殿 

NPO法人全国いじめ被害者の会

代表 大沢秀明

大分県佐伯市内町2-30

0972238372

 

 

申し入れ書

 

 

 今回のいじめ母子心中事件、は未然に防げた。

新聞によると【母親は学校や市教育委員会に繰り返し相談。校長から「いじめはあった。マニュアルに沿って対応する」と説明されたが、「相手児童への指導が十分でなく表面的な指導が続いた」】いじめに取り組む姿勢が全く感じられない。

教育委員会が常日頃、学校に対して学校教育法を順守するように厳しく指導してこなかったからである。また、学校は校長をはじめ全教員が教師の義務である学校教育法を勉強していなかったことは明らかである。

学校教育法には、性行不良の生徒、授業の妨げ等をする生徒には出席停止等の措置をして更生のために導くとなっている。平たく言うといじめをしない生徒を育てるということも含まれる。いじめる生徒がいなければ、いじめられる生徒はいなくなる。昭和22年に学校教育法は作られた。文科省、教育委員会は学校に厳しく学校教育法を守らせていたので昭和22年〜昭和55年くらいの33年間いじめ不登校、自殺者は出なかった。今回のいじめ母子心中事件は、学校がいじめを把握しているにも関わらず加害児童に措置をして更生のために導かなかった。教育委員会はその事実をわかっていながら学校教育法を順守させず、いじめは解決されず思い悩んだ母子を死に追いやったのは教育委員会の責任である。2018年に3人ものいじめ自殺者を出しているのに何の反省も対策も無く形式だけの対応で被害を拡大させている。

教育委員会、学校は学校教育法を無視した法律違反をしたことは明らかである。

いじめがあれば加害者を措置して更生のために導く、導いてもらえなかった加害者もまた被害者である。いじめ被害者は悲惨である。

教育をしない事がどんなに大きな罪を重ねるのか。

学校教育法の順守。これを肝に銘じて学校、教育員会は出直すべきである。

 




東京八王子市に申し入れ書を提出しました

2018年11月14日

 

平成301114

 

八王子市教育委員会 

教育長 安間 英潮 殿 

NPO法人全国いじめ被害者の会

代表 大沢秀明

大分県佐伯市内町2-30

0972238372

 

申し入れ書

 

 今回の中学2年の女子生徒の「いじめ自殺」は未然に防げた。防げなかった原因は教育委員会が常日頃、学校に対して学校教育法を順守するように厳しく指導してこなかったからである。また、学校は校長をはじめ全教員が教師の義務である学校教育法を勉強していなかったことは明らかである。

学校教育法には、性行不良の生徒、授業の妨げ等をする生徒には出席停止等の措置をして更生のために導くとなっている。平たく言うといじめをしない生徒を育てるということも含まれる。いじめる生徒がいなければ、いじめられる生徒はいなくなる。昭和22年に学校教育法は作られた。文部科学省、教育委員会は学校に厳しく学校教育法を守らせていたので昭和22年〜昭和55年くらいの33年間いじめ不登校、自殺者は出なかった。

学校の先生はいじめの訴えがあれば被害者の話をよく聞いて「調べる」。今回のいじめ事件では、保護者は娘の気持ちになって聞き、深刻な問題と捉え学校に相談している。しかし、学校は保護者の相談を深刻に捉えないばかりか、生徒の話もよく理解せず、きちんと調べもしないでトラブルとして処理している。

自殺後、重大ないじめと認めても、自殺した生徒は生き返らない。

重大ないじめにして自殺に追い込んだのは学校、教育委員会。

第三者委員会を立ち上げ「いじめと自殺の因果関係を調べる」ということである。

被害者の保護者が、いじめで深刻な状態と学校に相談しても「学校は何も調べなかった」

部活の顧問は相談の途中で「用事がある」と立ち去った。このような対応の学校で「第三者員会」を立ち上げても原因を究明し防止策を講じること等できないのは明らかである。

・警察は事件があれば、トラブルがあったようです、何があったか調べる。

警察はトラブルから始まり調べて(例えば)殺人でした。調べた結果ひき逃げでしたと発表する。

・学校は被害者や保護者から具体的に実情を訴えられても、調べもしないでないでトラブルで終わらせています。調べなければ重大ないじめだったことにたどり着くはずがない。

※そんな学校にいじめと自殺の因果関係があったことを調べるのは不可能。教育委員会は初めから予見できなかったと主張ありきの第三者委員会はありありである

今後、いじめをなくすためには、いじめの訴えがあれば、被害者、保護者、目撃者の話を聞いて「調べる」そうすれば、被害者がどんなに深刻な状態なのか、重大ないじめなのかわかるはずである。その証拠に自殺後、学校、教育委員会は自殺の原因は隠せないと判断して「重大ないじめと認めた」いじめがあったのを確認する、まず調べる。いじめがあれば加害者を措置して更生のために導く、導いてもらえなかった加害者もまた被害者である。いじめ被害者は悲惨である。教育をしない事がどんなに大きな罪を重ねるのか。学校教育法の順守。これを肝に銘じて学校、教育員会は出直すべきである。




岩手県教育委員会に申し入れ書を提出しました

2015年07月13日

 

平成27713

 

岩手県教育委員会 

教育長 高橋 嘉行 殿

NPO法人全国いじめ被害者の会

代表 大澤秀 

大分県佐伯市内町230

0972238372

 

申し入れ書

 

矢巾町いじめ自殺事件について

 生活記録ノートには、5月以降、他の生徒から悪口を言われたり、殴られたり、首を絞められたりと書かれていた。最近では「僕がいつ消えるかわかりません。ただ、死ぬ場所は決まっているんですけどね」と自殺をほのめかすことを書いている。亮君は担任に必死に助けを求めて真剣に訴えたにもかかわらず、担任の生活記録ノートの返事は「どうしたの?そんなことがあったの?それは大変いつ?解決したの?どうしたの?テストのことが心配?クラブ?クラス?元気を出して生活しましょう。明日からの研修楽しみしょうね」など、まったく亮君の訴えを深刻に受け止めていない返事である。亮君は、いじめの苦しみを担任に訴えても何も解決してくれない担任に絶望して自ら命を絶った。この責任は担任だけではない。学校全体、教育委員会の責任である。

79日の毎日新聞 抜粋) 

 中学は、いじめ防止対策推進法に基づき「いじめ防止に関する基本方針」を作成。

早期発見のため生活ノートを活用するとしていた。さらに、いじめを発見したり、通報を受けたりした場合、校長らでつくる「いじめ対策委員会」を開き、校長以下全教員で共通理解を持って対応することになっていた。しかし、ノートの内容については、学年主任への報告もなかった。同僚教員にも担任からいじめの可能性があると聞いた人はいないという。同法やその基本方針を教員に周知させる研修などの実施に関し、町教委は関与しておらず、各校の判断に委ねられていた。町教委学務課の立花常喜課長は「ほかの教員らと情報共有し、ステップを踏んで対応すべきだった」と話している。

この新聞記事からも、学校、町教委は何もしてこなかったことがわかる。

学校、教育委員会が法律を守らず、いじめ加害生徒を調べて措置をして更生のために導かなかったために、いじめは継続し深刻になり、亮君は、その、いじめから永遠に逃れるために自殺した。これは、明らかに学校と教育委員会の責任である。第三者委員会を立ち上げると報道にあるが、形式だけの第三者委員会は無駄である。

亮君が、こんなにも明確な訴えをしているのに、なぜ、救えなかったのか。

一日も早く真相を明らかにすることを申し入れる。




茨城県・千葉県に申し入れ書を提出しました

2014年06月25日

 茨城県
警察本部 話を良く聞いて下さいました。いじめ防止対策推進法については、初めから完全なものばかりではないので、大沢さんのように本当の話をして回るのは大事な事だと言われました。しかし、今回のいじめ防止対策推進法のように完全に教育が抜けているのは残念ですと付け加えました。いじめ問題を真剣に考えていただきありがとうございました。

教育委員会 教育長をはじめ皆さんが、いじめ問題に取り組まれているのが良くわかりました。

マスコミの皆さんは、いじめ問題を真剣に考えておられました。
茨城の皆さん、ありがとうございました。


 千葉県
警察本部 いじめ問題を理解されていました。帰りは親切に県庁の場所を教えて下さいました。お世話になりました。

教育委員会、知事部局 ともに最悪。いじめ問題の理解度ゼロ。

マスコミ 平成18年の時は好印象で、47都道府県の中で一番鮮明に、今でも記者の皆さんの姿が目に浮かびます。平成23年は普通でした。今回はあまりにもひどすぎました。
教育委員会の圧力に負けるな!! 教育委員会みたいに地の底に落ちるな!!




群馬県・栃木県に申し入れ書を提出しました

2014年06月24日

 群馬県

警察本部の対応して下さった方は、いじめの事を良く勉強された方でした。
話を良く理解して下さり、ありがたかったです。

教育委員会 
教育長に直接、申し入れ書を受け取っていただきました。教育長は「良い話を聞かせてもらえると聞いたから」と私の話を熱心に聞いて下さいました。どうすれば重大ないじめを無くせるか、大まかにわかっておられました。文科省が、いじめがあってもケンカ・トラブルにすり替え、いじめは無かった事にする仕組みにしているから、重大ないじめになることを互いに分かり合いました。文科省は大いに反省してほしい。

知事部局は普通でした。

記者会見では、みなさん熱心な多くの質問がありました。
ありがとうございました。


 栃木県
警察本部の皆さんは本当に「いじめの事」を勉強されていて、感心しました。何も言うことはありません。ありがとうございました。

教育委員会、知事部局の方々も良く勉強されていました。申し分ありませんでした。
いじめをケンカ・トラブルにすり替えて、無かった事にしているのは学校の先生、刺せているのは文科省、教育委員会と言ったのに大きくうなずかれていました。

マスコミの皆さんはとても熱心に話を聞かれ、鋭い質問が数多くありました。とても感動しました。
栃木の皆様、ありがとうございました。晴れやかな気持ちになりました。





高知県・徳島県に申し入れ書を提出しました

2014年06月20日

 高知県
警察本部 3人の方が聞いて下さいました。普通、警察はカメラ、ましてテレビカメラは嫌うのですが、警察本部の代表の方は、気楽に許可され、和やかに終わりました。
教育委員会、知事部局は穏やかに話と説明は進みました。
マスコミの方は熱心で質問が多くありました。文科省が、いじめ、トラブルとごまかさないように各教育委員会、学校に通達すれば、いじめがあった時、あったといじめを正面から見つめて教師はいじめを止める。止めれば一過性で終わるので、深刻ないじめ、重大ないじめにはならないとマスコミの皆さんに繰り返し伝えています。
ありがとうございました。

 徳島県
警察本部は、いじめについて良く把握しているようでした。日を追うごとに情報を収集しているのがわかります、重大ないじめになってからでは手遅れなので、児童生徒に正義と責任、人格形成、他人を労わる心、友情を大切にする等の教育をす。教育しても未熟な生徒の中には、性行不良の生徒、授業の妨げ等をする生徒がいたら、教師は「加害行為を止める」そうすれば、一過性で終わり、継続しないので、深刻、重大ないじめにはならない、全国いじめ被害者の会はこの事を訴えている事を良く理解されていました。
私は少し意地悪な質問をしました。いじめ防止対策推進法では重大ないじめをした生徒を学校は警察に通報する事になっていまが、通報するのは教師ではないでしょうか?
「教育をしない」いじめをケンカ・トラブルとしていじめは無かった事にするから「加害者生徒を措置して更生のために導く」事をしない、いじめをしない生徒に育てない。そのために、いじめが継続して重大ないじめになっている・・・・。
警察の答えはありませんでした。今までに回った警察本部では「私たちは政治には入ることはできません」が答えでした。
殆どの警察本部で、言われるのは〇〇サポート等、できる事をしています。しかし、それは事後対策と同時に〇〇サポートは学校が運営している場合が多いのです。昭和22年に教育基本法、学校教育法が作られ、それを、正しく守って教育していた昭和55年位までの33年間、いじめ不登校、いじめ自殺者は出ませんでした。それは、歴史が物語っています。
今まで、警察本部をまわり、100%の警察官は真面目に取り組まれている事が良くわかりました。ご苦労様です。

教育委員会、知事部局は丁重に話を聞いて下さいました。皆様とても親切でした。
マスコミの皆さんは、いじめ問題を真剣に考えていました。私の話を涙ぐんで聞いてくれた女性記者の方もいました。
徳島の皆様、ありがとうございました




山口県・広島県に申し入れ書を提出しました

2014年06月17日

 山口県
警察本部は物静かに聞いて下さいました。

教育委員会、知事部局は普通。
マスコミの方がたくさん来て下さり、素直にうれしかった。
ありがとうございました。


 広島県
警察本部は真剣に話を聞いて下さいました。帰りは雨の中、次の駐車場を案内して下さいました。「警察がやるべきことは、しっかりやります」と約束していただきました。

教育委員会、知事部局の方は熱心に話を聞いて下さり、うなずかれていました。知事部局の方は知事に報告しますと言われました。
多くのマスコミの方が熱心に、教育委員会と知事部局の方に話をするのを聞かれていました。鋭い質問もありました。ありがとうございました。




香川県・愛媛県に申し入れ書を提出しました

2014年06月19日

 香川県
警察本部の警察官は「昨日、岡山県に行かれたんですね。テレビで拝見しました」と言われました。いじめ問題も字算に勉強されていて、話もスムーズに進みました。
ありがとうございました。

教育委員会、知事部局の方は熱心に説明を聞いて下さいました。皆様、教育の大切さをあらためてわかっていただいたことに感謝します。

マスコミの皆さんも大勢集まっていただきました。

香川県の皆様、優しい気持ち、ありがとうございました。


 愛媛県
警察本部はとても親切で、本音で話をすることが出来ました。今現在、どこに問題があるのか把握されていました。心地よい時間でした。

教育委員会、知事部局 表ズラは良かったけど・・・。
マスコミ 教育委員会とマスコミ何があったかわからないけど最悪。




岡山県に申し入れ書を提出しました

2014年06月18日

警察本部、対応された警察官は事前に全国いじめ被害者の会のホームページに限らず、勉強されたようで、話を正確に理解されていました。
教育委員会、知事部局は丁重な対応でした。話を良く聞いて下さいました。残念だったのは、話が終わった後の挨拶がぼそぼそと聞こえにくかったことです。
マスコミの皆さんは、教育委員会と知事部局と話をしているのをつぶさに聞かれていました。教育委員会は申し入れの場所をころころ変え、記者会見も無くなり(教育委員会につぶされた)ました。それでも、テレビ局2社、新聞社2社が教育委員会の圧力にも負けず取材に来て下さいました。ありがとうございました。



山口県・広島県に申し入れ書を提出しました

2014年06月17日

 山口県
警察本部は物静かに聞いて下さいました。

教育委員会、知事部局は普通。
マスコミの方がたくさん来て下さり、素直にうれしかった。
ありがとうございました。


 広島県
警察本部は真剣に話を聞いて下さいました。帰りは雨の中、次の駐車場を案内して下さいました。「警察がやるべきことは、しっかりやります」と約束していただきました。

教育委員会、知事部局の方は熱心に話を聞いて下さり、うなずかれていました。知事部局の方は知事に報告しますと言われました。
多くのマスコミの方が熱心に、教育委員会と知事部局の方に話をするのを聞かれていました。鋭い質問もありました。ありがとうございました。




長崎県に申し入れ書を提出しました

2014年06月16日

 長崎県 
警察本部は、話を真剣に聞いて下さいました。心がつながったような気がしました。
警察本部は当然の事ながら、日本全体つながっている事を感じました。
教育委員会、知事部局は自殺者が出たこともあり緊張されていました。
対応はぎこちなく、マスコミの方々が燃えているのが手に取るように感じました。生徒が、「いじめられていると」どんなに説明しても学校、教育委員会が、いじめがあってもケンカ・トラブルとして、いじめは無かった事にされれば、どうすることもできない。まして、自殺した場合、誰にどんな「いじめ」をされた、いじめられたことを説明することはできるはずがない。
学校、教育委員会に「いじめは無かった」事にされれば、すべて終わり、それは被害者だけではない。加害者生徒も更生のための措置をされないで放置される。教師は学校教育法にある性行不良の生徒、授業の妨げなどをする生徒は第11、35条で措置をして更生のために導くとある。法律を守らない法律違反である。その事を伝えました。
教育委員会を除く、長崎県の皆様、ありがとうございました




熊本県 ・佐賀県に申し入れ書を提出しました

2014年06月13日

 熊本県
警察本部はとても親切でした。話を聞いていただいた後、熊本県の活動内容をパンフレットで説明してくれました。ありがとうございました。

教育委員会は15名位の方が話を聞いて下さいました。熱が入り声がかれてしましました。
知事部局の方も熱心に聞いて下さいました。

記者の方から細かく質問されました。良い記事を書いてもらえそうな気がしました。
テレビ局2社の方も熱心に話を聞いて下さり、質問をされました。


 佐賀県
警察本部は生真面目そうなお二人でした。真剣に話を聞いて下さいました。別れ際に「警察としてできる限りの、いじめ問題に取り組む」と力強く言われました。
ありがとうございました。

教育委員会は理解しながら話を聞いて下さいました。いじめ問題に真剣に取り組むと言われました。
知事部局の方も同じで、いじめ問題を深く受け止められているようでした。

マスコミの皆さん、多くの記者さんと心が一体になり(私が感じただけかもしれません)気持ちが高ぶりました。
NHKの取材を受けました。質問は深刻ないじめにならないための「教師の役割」
いじめがあったら、そこで止める、教師が止めれば、いじめは一過性で終わるので継続
はしないので重大ないじめにはならない」
教師が、いじめを止めて加害者に正しい教育をして人に迷惑をかけない生徒に育て上げる。いじめる生徒が少なくなれば被害者も少なくなる。それが、本当のいじめ防止です、と答えました。文科省が、いじめをケンカ・トラブルとしていじめを無かった事にしないように、通達をすれば教育委員会、学校は必ず守りますよと付け加えました。文科省は、いじめがあってもケンカ・トラブルにするように教育委員会、学校にさせている。それさえ、文科省が改めれば、いじめ問題は解決の第一歩が始まります。
佐賀県の皆様、報道の方々、ありがとうございました。




宮崎県・鹿児島県に申し入れ書を提出しました

2014年06月12日

 宮崎県 
警察本部は穏やかに話を聞いて下さり、とても丁重でした。
教育委員会と知事部局は熱心に話を聞いて下さいました。文科省が、いじめをケンカ・トラブルとして無かった事にしたらダメと言ってくれた方がいいですよね、と教育委員会に尋ねると、大きくうなずかれました。今まで、28都道府県を回った時この質問をします。首を横に振った教育委員会は、今までありませんでした。文科省が一日も早く、いじめがあった時、ケンカ・トラブルとして仲良くしなさいの指導を教育委員会、学校に無理強いしない事、いじめがあった時、教師がそこで止めれば、一過性で終わるので、いじめは継続しないので、重大ないじめにはならない。その事を国、文科省に突きつける、その日が一日も早く来ることを願いながら、警察本部、知事、教育委員会に訴え、マスコミの皆さんに伝えていただく。それは県を回るごとに確信につながっています。宮崎県では前日のテレビニュースで明日、全国いじめ被害者の会が申し入れに来ると放送があったそうです。
マスコミの皆さんが、ありのままを伝えて下さる確証を見た気がします。
ありがとうございました。


 鹿児島
警察本部は真剣に話を聞いて下さいました。鹿児島の警察本部は、このいじめ問題に「真剣に取り組む」と力強い言葉を頂きました。
教育員会は、教育委員会の皆さんが仕事をしている中央で話を聞いて下さり、多くの教育委員会の皆さんが話を聞かれたので、今までの中では非常に良かったと思います。
記者会見ではマスコミの皆さんから真に迫った質問が多くありました。
警察本部、知事部局、教育委員会、マスコミのみなさんが考える事は同じです。正しい教育を学校でしてほしい。特に、加害行為をする生徒は教室の中で起立させダメ、許されない、ダメな事はダメと厳しく叱り、加害行為をやめさせる。正しい教育をして人に迷惑をかけない生徒に育てあげ「加害生徒」を少なくすれば被害者は少なくなっていく。それが本当のいじめ防止。私が説明するまでもなく、みなさん同じ考えのように感じました。
何かわからないけど、何かが変わって行っていると感じました。現実にそうなればいいのですが・・・。



福岡県 ・大分県に申し入れ書を提出しました

2014年06月6日

 福岡県
警察本部は丁寧に話を聞いて下さいました。息子が自殺したとき、福岡県警は丁寧に調べてくださいました。裁判では教師のいじめへの責任、自殺の因果関係が認められました。
教育委員会、知事部局は普通でした。
マスコミの皆さんはいつものように、熱いものがありました。
ありがとうございました。

 大分県
警察本部は2人の方が対応して下さいました。今回のいじめ防止対策推進法を重く受け止められていました。
教育委員会は普通でした。
知事部局は深刻に受け止め話を聞いて下さいました。
マスコミの方はいつものように熱心に聞いて下さいました。テレビを観て来てくれた方がいました。いじめ被害者の母親です。子どもがテレビを観ていて感動していたと言って下さいました。「これからも頑張って下さい」と言われました。
私は自身で車を運転し1日に2県で申し入れをして、次の申し入れの県へ車を走らせます。
体力の限界を感じますが、頑張りたいと思います。

いじめがあった時、いじめを無かった事にすることが、最悪の状態を招く、被害者だけが犠牲者になるだけでない。加害者は学校教育法第11条、懲戒、懲戒処分、第35条、出席停止で措置をして更生のために導く。そうしなければ、法律違反をしたことになる。加害者を放置した事になる。加害者を正しく教育をして、いじめをしない生徒に育てていかない限り、いじめ被害者は少なくならない。加害者を減らさない限り被害者は少なくならない。加害者を正しく教育して、いじめをしない生徒に育てていく。それが本当の「いじめ防止」である。



鳥取県・島根県に申し入れ書を提出しました

2014年06月5日

 鳥取県
警察本部は2人の警察官が熱心に話を聞いて下さいました。帰りには玄関の外まで送っていただき、教育委員会も案内していただきました、ありがとうございました。

教育委員会は総合対策センターで申し入れ書を受け取っていただく事になり、少し離れた場所で往復に時間がかかり大変でした。知事局の約束の時間に遅れてしまい、ご迷惑をお掛けしました。そして、記者会見にも遅れてしまい多くの記者の皆さんに迷惑をかけてしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。マスコミの方々は嫌な顔もせず、真剣に説明を聞いて下さり、質問も多くありました。
すがすがしい気持ちで鳥取を出発しました。
本当にありがとうございました。


 島根県
警察本部の警察官は話を理解しながら、聞いて下さいました。爽やかな気持ちでした。
警察はこうあってほしいものです。
教育委員会、知事部局は普通でした。
マスコミの方々は皆さんから、心温まる言葉をかけていただき、恐縮しました。
日を追うごとに皆様の理解が深まっているように思います。
ありがとうございました。



大阪府 ・兵庫県に申し入れ書を提出しました

2014年06月4日

 大阪府
警察本部は普通でした。
知事局、教育委員会はひとつの部屋で申し入れ書を渡しました。皆様、理解しながら話を聞いて下さいました。
報道関係はNHKが幹事社で親切にしていただきました。記者の方々は熱心な質問があり、良く理解されていました。
ありがとうございました。お世話になりました。


 兵庫県
警察本部の担当者は最悪でした。
警察本部は兵庫県を除けば今回のいじめ防止対策推進法を真剣に捉え勉強していました。
学校での暴力や恐喝等の犯罪をぼかすために、たわいない「いじめ」にした経過をパネル(横断幕)にしたもので説明するので皆さんに理解してもらえます。しかし、兵庫はそれをさせてくれませんでした。そのうえ、勝手に「いじめとは被害者がいじめと受け取れば、それはいじめ」と決め込んでいました。大津市の事件で考えたとき、当事者が泣きながら先生に訴えても、いじめを観た生徒が先生に訴えても「いじめ」と捉えない現実。何回説明しても30分以上の堂々巡り。警察がこんなでは、被害の訴えようがありません。あなたがそう感じただけと言われてしまいそうです。
教育委員会はいつもお粗末ですが、今回も変わりませんでした。
知事部局は熱心に話を聞いて下さいました。
今まで、マスコミはシャットアウトでしたが、テレビ局1社、新聞2社と寂しかったけど、とても熱心に取材され理解されていました。
知事部局の方々、マスコミの方たち、こんな立派な方々がいる兵庫県なのに、もっとオープンにすれば正しい情報を発信でき、いじめで苦しむ生徒を減らせるのに。残念です。



京都府・滋賀県に申し入れ書を提出しました

2014年06月3日

 京都府 
警察本部は3人の警察の方が熱心に聞いて下さいました。特に、少年サポートセンターの副所長はパネルを見せながら、いじめる生徒だけでなく、はやし立てる生徒たちにも注意をしている等の話をされました。警察本部はどこの県も熱心ですが、京都は特に熱心さを感じました。

教育委員会、知事部局の方は落ち着いて話を聞いて下さいました。
記者会見では皆様から真剣な質問が続き応答にも熱が入りました。
ありがとうございました。


 滋賀県
滋賀県は大津の事件もあり、みなさん緊張されていました。教育委員会と知事部局同席で申し入れ書を受け取って下さいました。教育委員会が真剣なのは当然ですが、知事部局の方は力がこもっていて、学校の先生は真剣にやっていますと言われました。
いじめがあってもケンカ・トラブルとして、いじめが無かった事にすれば加害者はいない事になるので、加害者を措置して更生のために導けない現実を説明しましたが、大津の事件を引きずっているようで、痛々しさを感じました。




和歌山県・岐阜県に申し入れ書を提出しました

2014年06月2日

 和歌山県
警察本部は普通の対応でした。警察の役割を当然の事ながら理解されていました。

教育委員会は堅かった。想像するには、マスコミは来ないはずなのに、NHKと数社、取材に来ていたから・・・。記者会見には6社位、教育委員会の監視のもとで、勇気を振り絞ってきているのを肌で感じました。私の勘違いだろうか?
マスコミの皆さん、ありがとうございました。


 奈良県 
警察本部、知事部局、すべて素晴らしい対応でした。
教育委員会、知事部局に申し入れ書を渡した後、マスコミの皆さんは話の内容を良く理解されていました。質問では記者の方々から鋭い質問が多くありました。いじめ問題を真剣に考えてくれて本当にありがたく、うれしい限りでした。いじめにしているのは教師という事が本当に理解されてきているのを実感しました。
ありがとうございました。




愛知県・三重県に申し入れ書を提出しました

2014年05月30日

 愛知県

愛知県は二度目です。平成23年と同じで丁重な出迎えで、10人位の大勢の教育委員会の方々と知事部局の方が対応して下さいました。が、いつものように形だけで、中身は何もありませんでした。前回と同じ用に長机を2つ並べ、その中央にはでかでかと報道席とありました。あ〜あ!これも、前回と同じようにマスコミをシャットアウトしていると感じました。前回は報道の方が誰も来ないので、教育委員会の方に記者クラブへ連れて行ってもらいました。部屋の外で待つように教育委員会の方は言われ、中でコソコソ話をしていました。しばらくしたら、部屋に通されました。報道の方と話がかみ合わず、良く話を聞いてみると、こちらが事前に送っていた書類を報道関係の方には、渡していなかったし伝えてもいませんでした。教育委員会は伝えたと言っていましたが、話は全く違っていました。愛知県で成25年の夏に自殺した生徒に先生が「死ねるわけない」と発言した経緯があった事件の時には、報道の方も多く集まり、テレビ、新聞で大きく取り上げられました。事件が起き、その時は隠しようがないのでオープンにするが、その後は報道規制をするので、報道の方々も教育委員会を信用しなくなります。愛知県はこういった事がかなり強くあると感じました。

 三重県
三重県も愛知県と同じでした。マスコミの方々が教育委員会に絶望しているのが、肌で感じました。平成19年に安全配慮義務の徹底で47都道府県を回った時は教育記者クラブは健全でした。(記者クラブは県政記者クラブ、教育記者クラブ、県によっては〇〇記者クラブがあります)平成23年に全国を回った時、教育記者クラブを指名しました。県の中には「大沢さんは律儀ですね、教育記者クラブに気を使っているのですね」と言われピンときませんでした。全国を回ってみてわかったのは、教育記者クラブが健全に活動している所が少なくなってきました。しかし、今回、平成26年は県政記者クラブを指名しましたが、教育委員会はここにも情報を伝えないようです。教育委員会に記者の方々が絶望瀬田と考えられます。三重県の前の愛知県は平成25年夏のいじめ自殺後、さらにいじめ自殺者が出ています。愛知県にしても三重県にしても、いじめは深刻さを増しています。起こるべくして起こっているとしか思えません。
これから、回る県、府のマスコミの皆さん、教育委員会への絶望は分かります。全国いじめ被害者の会として、できることをさせていただきます。その情報を広く伝えるのはマスコミの皆さんにしかできません。教育、いじめ問題を正しく伝えるためにご協力ください。よろしくお願いします。

三重県の知事局の方はきちんと話を聞いて下さいました。
警察本部は、正しく理解していただきました。




福井県・岐阜県に申し入れ書を提出しました

2014年05月29日

 福井県
警察本部の2名の方は聡明で、話を良く理解しながら聞いて下さいました。
帰りも玄関までお見送り、ありがとうございました。

教育委員会と知事部局の方は同席され、申し入れ書を受け取っていただきました。
マスコミの方々も良く話を聞いて下さいました。記者会見では質の高い質問が多くありました。福井県の皆様、ありがとうございました。


 岐阜県
警察本部はベテランの少年課の方が対応して下さいました。心が通じたのか、感慨深い話にまで発展しました。

知事部局の方々は、いじめ問題を良く理解された方々でした。最後は気持ちよく挨拶を交わし、さわやかな気持ちになりました。

教育委員会は教育長が対応するということで、1時間以上待たされました。しかし、対応したのは若い課長でした。ただ、書類を渡しただけになり残念でした。

マスコミの方は知事部局の話と教育委員会の話をきかれていたので、いじめは無かった事にしたら、加害者生徒を叱ること(措置)が出来ない。いじめをしない人に迷惑をかけない生徒に育て上げる事が出来ない。だから、いじめを無かった事にするのは最大の罪。教師はいじめがあったら、そこで止める。この事をしっかり理解して下さいました。
マスコミの皆様、お疲れ様でした。ありがとうございました。




長野県・石川県に申し入れ書を提出しました

2014年05月28日

 長野県  

長野県警察本部
対応してくれた方は穏や方で熱心に話を聞いて下さいました。

教育委員会の3人の方は良く話を聞いて下さいました。
警察本部の代表、教育委員会、知事部局の方と同質で順番に話をしたので、マスコミの方々は良く内容を理解されていました。
多くのマスコミの皆さんの温かいご支援がありました。警察本部の警察官、教育委員会、知事部局の方々は皆さん紳士的でした。
長野県の皆様、ありがとうございました。


 石川県

警察本部の少年課のお二人は、大きくうなずきながら話を聞いて下さいました。帰りには私たちの重い荷物を持って玄関まで送って下さいました。恐縮する限りでした。

教育委員会は話が弾み1時間を超えました。知事部局に行くのが遅れてしまい申し訳ない事をしました。皆さん呑み込みが早く、説明する私も心地が良かったです。
マスコミは2社と少し寂しかったけど、温かい県でした。ありがとうございました。



新潟県・富山県に申し入れ書を提出しました

2014年05月26日

 5月26日(月) 
新潟県 

教育委員会
熱心に話を聞いていただきました。新潟県はいじめ自殺未遂事件のあった後、講演を新潟市、村上市、柏崎市、長岡市の4回セッティングしていただきました。今までよりも、いじめに対する認識は深く、他県よりいじめ問題を深く認識しているように感じました。
文科省が教育員会に対して、教育基本法、学校教育法を守って、児童生徒に「教育」をするように通達が来れば、新潟県は真っ先にしますよねと投げかけたら、うなずかれました。新潟県だけではなく、日本中の教育委員会、学校は正しい教育をすること、いじめを無かった事にしないこと、文科省がすることを望んでいます。

新潟県警察本部
少年課の方が対応して下さいました。これからを担う若いお二人は、私の目をしっかり見て、話にうなずかれていました。

マスコミの皆様には、たくさんの応援を頂き、心から感謝いたします。

新潟県の皆様、ありがとうございました。


 富山県

富山県警察本部
慎重に話を聞いていただき、「警察として、できる事はする」と言われました。

富山県教育委員会
丁重に話を聞いていただきました。知事の代理の方には、今現在のいじめ問題を受け止めていただきました。

マスコミの方々は、いじめ問題を真剣に考えていて、鋭い質問を受けました。
県政記者クラブの幹事社の方に、お世話になった挨拶をしたときに、とても暖かい言葉と労いの言葉をかけて下さいました。一生忘れられない言葉でした。

富山県の皆様、ありがとうございました。



北海道に申し入れ書を提出しました

2014年05月23日

 5月23日(金)

 北海道

知事の代理の主幹と課長は、良く話を聞いていただきました。ありがとうございました。

 教育委員会
北の大地、北海道は平成19年と23年に来ており、とても印象の良い所でした。
マスコミの方々の対応においても思いやりがありました。けれど、今回マスコミの方から、あまりにも問い合わせが無く不思議に思いました。北海道の教育員会に行く当日、電話をしたら毎日新聞の幹事社から書類が来ていないと言われました。教育委員会の広報部に握りつぶされたと直感しました。こちらは、1週間前に幹事社が毎日新聞であることを確認しFAXを入れています。しかし、その前の教育委員会広報部で止められたようでした。警察本部に行く予定の時間が迫っていたので、予備の資料を幹事社の毎日新聞の女性の方に渡しました。その後、幹事社に送った資料がどこで止まったのか知りたくて教育委員会の広報に電話を入れ、幹事社の毎日新聞を出してほしいと頼みましたが、取り次いではもらえませんでした。電話対応した男性は膨大な資料がいつも来るので、その中に紛れ込んだかもしれないなどと、訳の分からない言い訳をしました。これは、幹事社の毎日新聞のミスではない教育委員会が資料を止めたのだと確信しました。
教育委員会に行きましたが、硬くなって固まって、話になりませんでした。

札幌支部長は、いじめを無くす為に一心に動いてもらっています。
その中のひとつの事件で、強制わいせつ事件が起きました。
加害者生徒の父親が「札幌市長の側近」大きな力を持った人でした。
警察には被害届けを出しています。北海道警察本部に行ったとき、その話も出ました。その警察官は「強制わいせつです」とはっきり認めました。けれど、「いろいろな条件が揃わないと警察は捜査できません」と言われ、今まで行った、警察本部で聞いた話とは違う事を言われ愕然としました。
5月14日中2の男子生徒の被害届けを出す手伝いをしました。
それは、わいせつな動画をスマートホンで撮られ友人たちに見せたというものでした。
警察は世田谷成城署の刑事さんたちは、「これは酷い、ポーズをとらせ笑いまで強要している」と動画を見て、涙ぐんで話を聞いてくれました。
北海道の事件はもっと露骨な強制わいせつです。
それなのに、調べられないと言ってのけたのです。
加害者の更生のためにもきちんと調べてほしい。加害者に処罰を求めているわけでもない、謝罪とこれから罪を重ねない為の取り調べを警察に求めているだけなのです。



青森県に申し入れ書を提出しました

2014年05月22日

 5月22日(木)
 青森県
青森県の警察本部の方は、いじめ問題を真剣に考えておられました。

教育委員会の方は静かに、私の説明を聞かれ的確な質問を受けました。いじめ加害者が出た場合、そこで止めれば一過性の「いじめ」で終わるので、いじめは継続しないで重大ないじめにはならないと一番大事な事を理解してくれました。現在、文科省は、いじめをケンカ・トラブルにすり替えるように教育委員会、学校に指導していますが、「いじめを無かった」事にすれば、加害者を更生のために措置をして導くことが出来ません。
いじめがあった時に「いじめを無かった」ことにすれば、「重大ないじめ」になります。加害者生徒を他人に迷惑をかけない正しい生徒に育てる、加害者生徒を少なくすれば、被害者は少なくなります。これが、本当のいじめ防止です。
教育委員会の方は深くうなずかれました。

今まで回った中で、一番多くのマスコミの方々が集まりました。私と教育委員会、知事の代理の方の話を聞いていたので、洗練されていて、率直な質問ばかりでした。「いじめを無かった事にすれば、加害生徒を措置して更生させることができないですよね」「大沢さんが言われるように加害者を少なくしない限り被害者が減らないということがわかりました」とマスコミの方たちの言葉を聞いてうれしかった。
青森の皆様、ありがとうございました



秋田県に申し入れ書を提出しました

2014年05 月21日

5月21日(水)
秋田県
警察本部は2人で熱心に話を聞いていただきました。学校を訪問したり届出があれば、慎重に調査するとのことでした。今まで以上に子供たちの事を考えていただけるそうです。
ありがとうございました。

秋田県教育委員会
47都道府県を回って、秋田県は今回で3回目です。いつものように丁重な対応をしていただきました。島崎正実教育次長、吉川正一教育次長他5名。いじめ問題を真剣に考えられていました。いじめを無かった事にしないように、加害者を減らさない限り、いじめ被害者は減らない事等を話しました。

秋田県知事
知事の代理で申し入れ書を受け取った課長は、いじめ問題に精通した方で申し入れはスムーズに進みました。

大勢のマスコミの方々も来られ、真剣な質問が続きました。帰りには何人もの方が「気を付けて全国を回って下さい」等、温かい声をかけていただきました。
秋田の皆様、お世話になりました。ありがとうございました。



宮城県・岩手県に申し入れ書を提出しました

2014年05月20日

 5月20日(火)
宮城県
宮城県教育委員会の方々3人は、熱心に話を聞いてくれました。肝心な教育基本法の中身である、一番大事な「教育」とは知識と技能だけでなく、社会的人間の形成、人格、正義と責任、人を労わる心、友情を大事にするということです。最も力を入れて話したのは加害者を減らさない限り、被害者は減らない。そのためには、加害行為が起きたとき、たとえば暴言、暴力があった時、加害者を起立させて、そんなことをしたらダメだ、許されない事と厳しく叱り措置をする、加害者生徒はみんなの前で立たされて怒られれば恥ずかしいと思い、普通一度か二度で止めます。周りの生徒たちは、先生は悪い事をした生徒だけを叱ると安心し、被害を先生に訴えるようになります。被害者は自分は悪くない、被害者だけが怒られた事で安心安全な学校と思えます。それが信頼関係です。こんな大事な話をしたのに、教育委員会の方から、最後に出た言葉は「アンケート調査をしてます」でした。昭和22年〜55年位まで正しい教育をしていた33年間、生徒が被害を受ければ、被害者や見ていた周りの生徒は、いつも守ってくれる先生に安心して訴えたのでアンケート調査等は必要ありませんでした。
マスコミの方たちはとても親切でうれしかった。ありがとうございました。

警察
普通の対応でした。

岩手県
教育委員会 普通の対応でした。

警察本部
警察本部の刑事さんは、いじめの事を良く理解していました。いじめになった経過を説明していたら、私も疑問を感じていました。「犯罪を真綿でくるんだようにわからなくしたような気がします」と言われました。表現は違いますが、暴力や暴言、恐喝等の犯罪をからかい、無視、いたずら等と未熟な生徒が成長過程に起こす「たわいない」ものに入れたものを「いじめにしようとした」文部科学省。最後に刑事さんは「今日、聞いた話を参考に勉強していきます」と言われました。刑事さんの検挙な姿勢に心を打たれました。
ありがとうございました。岩手県に来たかいがありました。
この後も、がんばるぞ。力が沸きました。



福島県教育委員会・知事・警察本部〜山形県教育委員会へ申し入れ書を提出

2014年05 月19日

5月19日(月)
福島県
福島県教育委員会は関根指導主事が対応してくれました。話をしても無反応。
あまりの酷さに上の者を出してと言うと(誰が対応しても真剣に話を聞いて教育長に伝われば、それでも良いという考えでした)上司が出て、最低の対応でした。

福島県知事においては、「重大ないじめ」問題は教育委員会がすることかのようで、まるで蚊帳の外の問題のようでした。

今回もマスコミはシャットアウト。新聞、テレビが情報を流さない限り、いじめ問題が実際どのようになっているかは、伝わりません。警察本部は論外でした。

山形県
いつ来てもマスコミの方々はとても優しく、親切でした。NHKはじめ多くの方が温かく見守って下さいました。
教育委員会は軽部課長はじめ、3人の方が熱心に話を聞いて下さいました。「重大ないじめ」にしないためには暴言、暴力が起きたとき、教師がそこで止めれば一過性で終わります。いじめや犯罪を止めれば、継続しないから「重大ないじめ」にならないと説明をすると、大きくうなずいていました。
教育委員会、マスコミの皆様、ありがとうございました。



2012年7月から2013年2月までの活動

2013年03 月30日

平成24年
7月 6日 滋賀県大津市に向かい大津市いじめ自殺事件の父親と逢う。
     刑事告訴などのアドバイスをする。
     大津市に要望書を提出する。
7月 9日 自宅に日本テレビが収録に来る
7月12日 大津市の事件、新聞社からの取材に見える
7月14日 あさズバッの打ち合わせ、ひるおびの打ち合わせ  週刊誌アエラの取材
7月16日 朝7時 あさズバッに生出演 12時からひるおびに生出演 週刊女性の取材
7月17日 午後2時 ミヤネヤに生出演
7月18日 朝、モーニングバードに生出演、午後、ワイドスクランブルに生出演
7月20日 国民新党の議員が自宅にみえる、自宅にバンキシャの収録
7月25日 電話でラジオ生出演
7月26日 日本テレビ ニュースワイドのテレビ自宅に取材
7月28日 福岡のラジオ局の自宅で収録
7月30日 大分合同新聞の自宅取材
8月 1日 自宅に赤旗新聞の取材
8月 3日 大分で講演(別府大学)
8月 6日 宮城県の高校1年生、根性焼き事件。保護者、生徒と共に学校に行った後、警察に被害届けを出す
8月 7日 新潟県、自殺未遂事件、警察に被害届けを出す
8月 8日 東京都清瀬市、東星学園に言った後、東村山警察に被害届けを出しに行く
8月 8日 愛知県大府市、被害者の保護者と共に学校に行った後、警察に被害届けを提出
8月10日 鳥取県米子市の高1女子、警察に被害届けを出す
8月13日 大分NHKが自宅に取材に来る
8月17日 大分NHKラジオ出演
8月22日 報道ステーションの自宅取材
8月23日 報道ステーションの取材陣と別府の肋骨骨折の被害者の所へ行き警察に被害届け出す
8月27日 福岡KBCのアサデスKBCに生出演
8月28日 大分NHKの取材
9月 1日 別府市の肋骨骨折暴行事件、親子と共に記者会見
9月 3日 米子市の被害者の保護者、中2女子と共に学校に行き、その後、警察に被害届けを出す
9月 4日 大津市役所に行き記者会見。大津市長、第三者委員会に申し入れ書提出
9月10日 福岡KBCテレビに生出演
9月12日 大分NPO法人共に生きる主催の講演をする
9月13日 別府の教育委員会で、いじめ相談を受ける。
9月14日 公明党新聞の取材を受ける。産経新聞の自宅取材を受ける。
9月18日 保護者と共に東京清瀬市の東星学園に行き校長ら6人と話をする
9月20日 議員会館に行き各党と面談をする。自民党は本部
9月24日 別府青山中学に講演に行く
9月26日 西日本新聞の自宅取材
10月 1日 都庁へ東星学園についての申し入れ書を提出の手伝い
10月 2日 いじめ被害者の保護者と佐賀県教育委員会に申し入れ書を提出に行く
10月18日 高知県の被害者と共に学校行く、その後、警察に被害届けを出す
10月22日 横浜のいじめ被害者から話を聞きたいと横浜のホテルに訪問を受ける
10月26日 大分NHKの自宅取材を受ける
10月28日 大阪の被害者の保護者と共に学校へ。記者クラブで記者会見。NHKの同行取材あり
11月 6日 大分NHKの取材
11月 9日 福岡市のいじめ被害者と共に学校に行く、その後、警察に被害届けを提出。NHK同行取材あり
11月11日 川崎に向かう。下関までNHKが同行取材。夜、神奈川県川崎でNHKラジオの取材(全国放送)
11月13日 埼玉の自殺女子の遺族と共に学校に訴えに行く。ホテルで韓国テレビ局の取材
11月14日 朝から韓国のテレビ局の取材。その後、いじめ相談を受ける。
11月15日 文科省に「いじめを根絶するための申し入れ書」を全国から集まった被害者の保護者、子供たちと共に提出     。国会内で「いじめ懇談会」をする。国内のマスコミのほか、韓国のテレビ局2社の取材を受ける
11月18日 東京で東京司法書士会主催の講演をする
11月19日 大阪の保護者と共に中学校へ行き、いじめ被害を訴える
11月22日 宮崎県の中学校で講演
11月23日 熊本県司法書士会で講演
11月26日 大分NHKラジオで収録(全国放送)
11月29日 佐伯の被害者と共に高校、県教育委員会に行く
12月 2日 三重県の被害者の祖父、保護者と打ち合わせ
12月 3日 被害者の祖父と保護者と共に学校に行く。校長、教育委員会の人たちと話をする
12月 4日 兵庫県、被害者の保護者と共に学校へ行き、校長、教育委員会の人たちと話をする。記者クラブで記者会見
12月 8日 福岡県、舞松原公民館主催、講演。
      福岡KBCで収録。山口、九州で1時間、12月2回放映される
12月10日 佐伯の文理高校へ。昼から被害届けを出しに警察に行く。
12月12日 大学生2人の訪問。話を聞きに来る
12月17日 大分県中津市の学校へ被害者と共に訴えに行く

平成24年8月から12月までに週刊誌7社、テレビ生出演9回、ニュース他(15分から1時間番組100本以上)テレビ、新聞、週刊誌の記者からの電話取材300回以上。いじめ相談、無数。

平成25年
01月13日 フジテレビが収録に来る
01月15日 兵庫県いじめ被害者の保護者と教育委員会に、いじめ被害を訴えに行く        
01月16日 高知県、いじめ被害者の保護者と共に小学校に行く、その後、警察に被害届けを出しに行く
01月18日 鹿児島県、いじめ被害者の保護者と共に学校へ、教育委員会を呼んで話をする
01月20日 大分県こうさぎ小学校の体育館で住民と保護者を対象に講演をする
01月22日 自宅にフジテレビ収録に来る
01月31日 自宅に日本テレビ収録に来る
02月10日 川崎市で講演をする
02月12日 栃木県、被害者の保護者と共に学校へ
02月14日 三重県熊野市で講演をする。
02月27日 北海道札幌市教育委員会に申し入れ書を提出。札幌記者クラブで記者会見


文部科学省へ申し入れ書を提出します

2012年11月10日



 平成24年11月15日
文部科学大臣 田中真紀子 殿


いじめを根絶するための申し入れ書



昭和22年、学校教育法はつくられた。第二次大戦は敗北で終わり、大陸からの引揚者、食べる物もなく世の中は殺伐としていた。強盗、殺人、傷害、ありとあらゆる犯罪の中で子どもたちは育った。時の政治家、行政(文部科学省)の人たちは、せめて子どもたちだけには善悪正義を教え「正しい教育」をするために教師の義務として、学校教育法第37条第11項に、教師は児童生徒の教育をつかさどるとあり、知識、技能だけではなく、社会的人間としての形成を教育した。性行不良の生徒、授業の妨げなどをする生徒に対しては、第11条及び35条で措置をして導き更生をさせた。未熟な生徒がふざけ、いたずらが行き過ぎれば、教師は指導をした。殴る、蹴る、暴言、人の物を盗る、壊せば犯罪として措置をした。児童、生徒の加害行為があれば、ダメ、許さされない事としてひとつ、ひとつを措置して止めたので加害行為は継続しないので「いじめ」にはならなかった。しっかりと教育していたので、小学校4~5年になるころには、よほど愚かな子でないと、いじめはしなかった。教師は生徒たちを守り教育していたので、加害行為があれば、生徒は安心して訴えていたので、アンケート調査は必要なかった。いじめ早期発見という言葉はなかった。
しかし、学校現場では現在、犯罪を、ふざけ、いたずらの類にいれて、喧嘩、トラブルとして犯罪「いじめ」を無かったこととして処理しているのが現状である。これを、野放しにしている文部科学省、教育委員会の責任は重い。

いじめとは、自分より弱い立場にある者に対して一方的に、身体的・心理的な攻撃を継続的に加え相手に深刻な苦痛を感じさせているものである。
いじめの定義の三要件 一方的、継続、深刻。
学校で一方的に加害行為があった時、教師が止めれば、いじめは継続しないので深刻にはならない。学校での犯罪は教師が止めないために、深刻な「いじめ」にしているのである。

1、 大津市いじめ自殺事件でもわかるように、学校は生徒からの「いじめ」報告、被害者からの泣きながらの訴え、アンケート調査等で「いじめ」を知っていました。被害者の遺族はアンケート調査の内容を見せてもらう条件として「公表しない」という約束をさせられました。大津の遺族はいつもファイルを持ち歩いていました。私も見せてもらっています。ある記者がその事実を公表しました。私はすぐに大津へ行き刑事告訴を提案しました。その後は皆さんが報道などでご存じのとおりです。

2、 息子、秀猛の件では、恐喝をした主犯の生徒の母親は、「今日、息子と警察に行ってきました。学校はいじめも恐喝も知っていました。学校から注意があったのは、茶髪の事とボンタンズボンのことだけでした。もし、いじめや恐喝のことを教えてくれていたら止めていました。”命を懸けて止めました”」と言いました。その顔は真剣でした。そして、「止めていたら秀猛君は自殺に追い込まれなかったはずです」と嘆きました。
その頃から加害者は秀猛の自殺と向き合い始めました。主犯の生徒は”本当に悪い事をした”と謝りました。手下の生徒は「僕があんな惨い、いじめをしなかったら、あそこまで追い詰めてお金を取らなかったら自殺しなかった。」と泣いて謝りました。
私にとっては、なぶり殺しにしても飽き足らない加害者が目の前に居るだけでも耐え難いのに、秀猛が苦しみを受け自殺に至った経過を聞く事は身を締め付けられる思いでした。本来なら学校が、何があったのか調べて反省させ、導くのが当たり前なのに、被害者の親である私が、なんで導くとこまでしなければならないのか悔しい思いでいっぱいでした。文部科学省、教育委員会は、”命の尊さ”、”命を断ってはなりません”と子供たちの自己責任の様に発表しました。

3、 大分県別府市の授業中に肋骨を蹴られ骨折の事件では、24年8月〜9月
音楽の授業中、女子と男子が別々に別れ、先生は女子に教えていました。男子生徒は静
かに待っていました。加害生徒は、「皆がバラバラで騒いでいたので、被害者生徒にス
リッパを投げた、暴言を浴びせた、それでも収まらなかったので蹴りを入れたら肋骨が骨折した」と先生に口実を言っています。被害者生徒は、何もしていないのにスリッパを投げられ、暴行を受けたことを担任に報告しました。学校は教育委員会に加害者の話を元に騒いでいたために喧嘩、トラブル(文科省のマニュアルどおり)の報告をしました。被害者側は謝罪を文章にすることを望み、加害者の親は、「息子は正義感の行動で相手を骨折させてしまった。息子に悪気は無かった」。と言い訳の文章になりました。納得いかない被害者から相談があり、立会人になりました。被害者の保護者は、「どうして加害者の言っていることだけが、教育委員会に報告されているのか」の質問に対して担任は被害者の言っていることも報告しました。「ごめんなさい。すみません。」を繰り返すばかりでした。校長は下を向いていました。この現場を見れば誰にでもわかります。加害者の口実を主体に学校が作文したということです。真実は一方的な「暴言、暴力」だったのに、そこに理由をつけて学校、教育委員会は喧嘩、トラブルとしようとしたのです。これが、一方的ないじめ「暴力、暴言」に関わらず、喧嘩、トラブルにすり替わる構図です。学校で起こる暴力等の犯罪。事実を伝えない、情報は学校が独占しているのは現実です。

4、 私たちの子どもの頃は、学校で起きたことは学校と家庭で共有しました。それだからこそ、地域と共に学校、保護者がともに動いていたから学校教育法、社会教育法が生かされていたのです。もしそうでない家庭があれば問題になりました。しかし、今現在、情報が学校、教育委員会にあり、学校が独占したとき、家庭、地域社会は無力です。教育委員会や学校が犯罪「いじめ」を無かったことにすることが加害者の更生を妨げ、被害者を精神的な病にし、不登校、自殺に追い詰めているのは明白です。

今年、文部科学省が出した対策は、すべてが事後対策です。
昭和22年〜55年位までの間、学校教育法第37条第11項(現)11,35条(現)を教師は守っていました。りっぱに教育をしていました。昭和22年~55年の33年間、いじめ、不登校、自殺者は出ませんせした。
今現在、一方的な加害行為を教師が喧嘩、トラブルとして無かったことにするため、その犯罪は継続して、いじめになって取り返しのつかない、重大犯罪になります。身体の痛みにとどまらず、精神をも傷つけて病にしてしまいます。もう、もとの生活に戻れない、自立神失調症、心身症、適応障害200万人~300万人の被害者を作っています。この状況を文部科学省は重く受け止め、事後対策ではなく根本の教育をなすことこそ、いじめを無くす唯一の方策であり、国は本気で、その施策を推進することを強く要望いたします。


大津市長・第三者委員会へ申し入れを提出しました。

2012年09 月04日

 【申し入れ書】


 今回の大津市の「いじめ自殺」は、教師が「いじめをいじめと捉えなかった」ために、「いじめは継続して深刻になった」ことが良くわかる。
具体的には、目撃した生徒は先生に報告している。しかし、被害生徒に対し「大丈夫か」と聞くだけにとどまっている。いじめを止める絶好の機会を逃した。被害者、目撃者、加害者に詳しく聞けば、アンケート調査にある加害行為はすべてわかったはずである。見て見ぬふり、知らんふり、いじめの容認をしてきたために、いじめは継続して、深刻になり、自殺に至った。安全配慮義務違反の判決では「教師が、いじめをいじめと捉えないために、いじめが深刻になった」。とあるように、まさに大津市のいじめ自殺事件と同じである。
暴力、恐喝、集団でのいじめにエスカレートさせたのは教師であることは明らかである。
今回の第三者委員会の大きな役割は、「いじめをいじめと捉えないために、いじめは継続して深刻にした皇子山中学校と教育委員会の実態も明らかにすべきである。
 学校教育法第37条11項、教師は児童、生徒の教育をつかさどるとなっている。教育は知識と技能だけではなく「社会人としての人間の形成」をしているとはとても思えない。性行不良の生徒、授業の妨げをする生徒、他の児童、生徒に障害、心身の苦痛、または財産上の損失を与えるものに対して11条、懲戒、懲戒処分、35条、出席停止の措置。
大津市の場合、「いじめをいじめとして捉えない」ために加害生徒を、措置をして更生の為に導くことができなかった。加害生徒の教育の権利も奪うことになる。保護者の知る権利も奪ったことになる。学校教育法を守らない大津市で起こるべくして起きた「いじめ自殺」事件である。被害生徒だけが被害者ではない。措置をして更生のために導いてもらえなかった加害生徒も被害者である。
尾木氏は「いじめる生徒は悪いと思っていない」と言い「あんなひどいいじめをした」と発言している。しかし、そのような、ひどいいじめにしたのは学校、教育委員会である。学校、教育委員会は自殺後も「いじめはなかった、自殺との因果関係は無かった」と責任逃れに終始した。学校、教育委員会が、そのような対応をしているかぎり加害者生徒が反省をして自分のやったことの重大さを考えるはずもない。加害生徒が反省し、事の重大さを考えられないのは、学校、教育委員会が見本を見せたからということを肝に銘じて、皇子山中学校、教育委員会の責任を明確にすべきである。



日韓、校内暴力の対策のため協力プロジェクトに参加しました。

2012年05 月22~24日

[全国いじめ被害者の被害者の会と韓国、青少年暴力予防財団とMOU締結] 5月22日

全国いじめ被害者の被害者の会と韓国、青少年暴力予防財団の継続的な交流と協力を通じて、効果的な校内暴力の対処方案を考える。



盛大に歓迎していただきました。


討論を通じて、日韓の学校暴力(いじめ)の実態と現状の比較と対策について、新たな提案を模索。
グローバル時代の国際協力を通じた学校暴力(いじめ)の予防のための世界的な青少年運動都市民運動への拡大を図る。




大分県教育委員会へ要望書提出しました。

2012年02 月21日

[大分県教育委員会] 2月21日


教育長はじめ5名の方が対応して下さいました。
多くのマスコミ方々に、取材していただきました。


岐阜県・滋賀県教育委員会へ要望書提出しました。

2011年12 月02日

[岐阜県教育委員会] 12月2日

岐阜県は以前ある中学校の女性教師が講演の依頼に、わざわざ大分まで見えたことがありました。教育熱心な県です。その時は小学校2校、中学校1校の3校で体験談を話しました。小学生の場合は自殺、遺書の話も出るので対象を5,6年だけでお願いしました。話を聞いた後の感想や質問を聞くと、中学生では女子生徒が多く衝撃を受ける様ですが、小学生では男子児童が直線的に感動するように見えます。その時も小学生男子児童が話も終わりに近いクライマックスの所で、何人もの児童が立ち上がりもうやめてと葬式の時のような絶望的な顔になり私を見つめたのが印象的でした。中学校では話のあとの質問で女子生徒が積極的でした。あまりに真剣な質問が多くあり私の方が圧倒される場面もありました。
そんな、印象の深い積極的な子供たちの多い県でしたので、教育委員会に対して大きく期待を持っていました。期待どおりの教育委員会の対応、多くのマスコミの方もみえ、要望書の手渡し、標語を教育委員会の方と持った撮影、私の説明を教育委員会の方はうなずきながら理解しているようにみえました。ところが、ところがです。教育委員会の方と話も終わり記者会見場にマスコミの方々と向かっていたら、教育委員会の方もエレベーターの所まで見送りに来ていました。気が付いた記者クラブの幹事社が「大沢さん、ちょっと待って下さい」と言って教育委員会の代表に取材を始めました。聞くつもりはなくても、すぐそばなので聞こえてしまう。その時の話は、ある新聞記事に南谷課長が「今の子供たちは感情を表に出す事が少なく、仲間にも話さないので発見が難しい。アンテナを高くしてサインを見逃さないよう努力したい」と話していた。私は、頭に血が上ってしまいました。ついさっき話した、信頼関係の話はどこへ行ってしまったのか。教育委員会に話した信頼関係とは、標語に書いてあるように「いじめ加害者がいたら教室の中で起立させ、ダメ、許されない事と叱って措置をする。それが、しつけである。真の教育である」と説明をしました。それをすれば加害者は自分が加害行為をしたから叱られた、被害者は自分は悪くない、先生は自分を守ってくれる。回りの生徒は悪い事をすれば怒られ措置をされる。先生は被害者を守ってくれると先生を「信頼」する。生徒を守ってくれると先生を信頼すれば、いじめを訴えると、何度もしつこく話をしたのに、南谷課長は「今の子供たちは感情を表に出すことが少なく、仲間にも話さないので発見が難しい。アンテナを高くしてサインを見逃さないように努力する」になるのでしょうか。私が岐阜県で初めて講演をしたとき、講演の後に子供たちの話「いじめがあったら、先生に言います。いじめられている人を助けます」この言葉をどう受け止めるのでしょうか。きちんと教育すれば、生徒を守る約束があれば、生徒は自らいじめを訴えてきます。ところが、今現実には生徒がいじめを訴えてきても調べもしない。いじめとわかっていてもいじめと捉えない。そんな事をするから、先生に言っても何もしないから生徒は先生に言わなくなった。言わないようにさせておいて、発見が難しいとかアンテナを高くして見逃さないとは、どういうことなのか。ふざけないでほしい。しかし、これが教育員会の実態です。文部科学省と国が教育委員会を間に学校をマニュアルどおりに動かしてきました。しかし、今現在は民主党に代わって国と行政は正しい方向に向かい始めました。だからこそ、国、行政(文部科学省)は標語を持って写真に写り10月20日47都道府県を回るにあたって身体に気を付けて下さいと送り出してくれました。

[岐阜県記者クラブ] 12月2日

 5年前女子中学生の自殺事件がありました。それは、いじめ自殺多発大3期とも言われています。第1期は東京都中野区鹿川君昭和61年「葬式ごっこ」第2期平成6年大河内清輝君、第3期は北海道滝川市小6自殺、岐阜女子中学生自殺、福岡筑前町中2自殺。10年間でおきています。そう、歴史を数えていくと平成28年ころは爆発的な自殺者がでるでしょう。しかし、それは、子供だけではなく、不登校、支援スクール、適応指導教室、保険室登校などの後、引きこもり、社会復帰できない大人になった人の自殺です。現在、3万人以上の自殺者の何割かはこの人たちです。国と行政の責任は重いと思います。先ほど書いた岐阜県の女子中学生の自殺の民事裁判の結果が出てマスコミの方々は心を痛めていました。いじめによって、心の病にされた被害者が自殺に追い込まれたときの裁判がいかに難しいか改めて思い知らされました。岐阜県のマスコミの方々とは心が打ち解け友人と話をするような、和やかな雰囲気になりました。岐阜県のマスコミの皆さん、心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

教育員会の方々においては、文部科学省のマニュアルどおりにしているのだから、何も言いません。けれど、文部科学省のマニュアルと言っても信頼関係を無くしておいて子供のせいにしないでください。私は個人的には岐阜県が大好き。

[滋賀県教育委員会] 12月2日

最近、自殺者が出た事もあり、教育委員会、マスコミともに緊張していました。教育委員会は熱心にメモを取っている方もいらっしゃいました。私も話に熱が入りました。最後に教育委員会の代表が「いじめた生徒には毅然と指導します」と言いました。私はすかさず指導に「毅然」を付けても指導は指導です。いじめる生徒には措置をしない指導は成り立ちませんと、きっちり言いました。学校教育法11条懲戒、処分、35条出席停止の「措置」になっているのはそのためです。記者会見の時、記者からその質問がありました。指導とはどういう意味でしょうか。辞書には「ああしなさい、こうしなさいと教える。泳ぎ方を教える」とあります。何も知らない人に教える時、指導はもっとも効果があります、と私は答えました。質問をした記者は、今の答えを聞いて悪いとわかってする、いじめ加害者に指導しても無意味という事が良くわかりましたと言われました。教育委員会、マスコミの方々も学校教育法第11条35条はいじめの加害生徒をダメ、許されない事として措置して普通の生徒に導く事がいかに大事なことか、毅然と指導しても効き目がない事を理解されました。自殺者が出たこともあり、教育委員会アッパレとは言えませんが、今回のいじめ自殺者が出たことを教訓に、いじめ問題を見直す事を期待します。

[滋賀県記者クラブ] 12月2日

マスコミの皆様には、いじめ自殺を冷静に日本全国に報道されたことに私個人的に評価します。記者会見では、皆さん、いじめ問題の本質を良く勉強されていて、鋭い質問の連続でした。いじめ加害生徒がいたら、教室の中で加害者を起立させダメ、許されないと措置をすれば、加害者は自分が悪いことがはっきりわかり、恥ずかしいからやめようと思います。いじめられた生徒は自分は悪くないと自身が持てるし、加害者が怒られるので、少しはすっきりします。回りの生徒は悪いことをすれば怒られる、先生は被害者を守ってくれると先生を信頼します。生徒の中には、今日学校でこういう事があったと保護者に報告する生徒も出ます。こうなれば先生は、いじめはなかった、知らなかったは通らなくなります。マスコミの皆さんはキチンと理解されました。
マスコミの皆さんにアッパレ!ありがとうございました。


三重県・愛知県教育委員会へ要望書提出しました。

2011年12 月01日

[三重県教育委員会] 12月1日
 
12月1日は議会があるので教育委員会に要望書を提出する時、ぶら下がり(会場で記者会見するのではなく、その場で質問や写真撮りをする)でお願いしますと、記者会見のお願いをした11月23日の時点で言われていました。教育委員会と記者の方と一緒にできたので、時間の節約にもなりました。
いつもは教育委員会には実体験(講演の時にする話)の話はしてきませんでした。マスコミの皆様にだけ話をしてきました。今回は合同なので実体験の話をしました。
 教育委員会の皆様も感動して涙を浮かべて聞いて下さいました。私の講演の話は現代の学校のいじめがどういうものか小学生にでも理解出来るように話します。ですから教育委員会の方は尚更の事よく理解されたようです。私の講演の必要性を強く感じられたようです。
 今まで回った、24都道府県も講演の時、(実体験)の話をしとけばと思いましたが、実体験の話は中抜きでも15分〜25分かかるので、1日2ヶ所回れなくなるので経費の関係上出来ません。車中泊、食費の節約、高速は出来るだけ通らないで一般道、行政、国からは今まで1円も貰っていません。だからこそ、国、行政が困ることもズバズバ、今まで言ってこられました。これからも貫き通していきます。
 話は戻りますが、教育委員会は本音で向ってきました。今までの文部科学省の通達どおりであれば、優秀な教育委員会でした。しかし、「今、国、行政は、いじめがあった時はあった。」と、今までのようにいじめがあるのに無かった事にはしないと、私に約束したのです。だからこそ標語を日本中に持っ励まして送り出して頂きました。

[三重県記者クラブ]

 普通に対応していただきました。

[愛知県教育委員会] 12月1日

約束の時間の30分前に着きました。下見をしようと入り口を入ったら、教育委員会の方が出迎えに来てくれていました。私も気付いたが教育委員会の方も気が付かれた。普通15分前くらいに出迎えに来られるのが、30分前。下見をしたかったが「どうぞ」と案内されれば従わざるを得ません。部屋に入ると報道者と書かれた受付の長机もありました。愛知県は多くのマスコミの方たちが来るかなと考えていると30分前なのに6人の教育委員会の方が席に着き、「ハイ、どうぞ」という体制になりました。「もう、始めるのですか」というと「はい、どうぞ」と言われました。何か変。要望書を渡すときのマスコミの方々の写真撮りがあるから、時間通りに始めましょうと私は言いました。その時はまさか、教育委員会が『だます』なんて考えもしませんでした。15時の約束ですので、記者の方たちを待ちましょうと言いました。しかし、誰ひとり来ませんでした。要望書を渡して標語の説明も終わりました。記者クラブの事務所に教育委員会が案内してくれました。入り口で20分くらい待たされました。普通は会見場に案内されるのに記者クラブの事務所の中でもめているようでした。富山県よりひどい事態を感じました。20分くらい待たされて、東海テレビの方が対応するというので中に入ると「何でしょうか、どんなご用でしょうか」と言われました。私は「カチン」ときました。幹事社は10日以上前に今回の要望書提出についての資料と日時など張出をしてくれると約束していました。教育委員会は資料を配っています、という説明を私たちにしました。東海テレビの方に「幹事社に張出をお願いしました、教育委員会の人は各社に資料を配ったと言っています」と説明をしても要領を得ません。この説明だけで15分以上かかりました。教育委員会が資料を配ったというのは、はっきり違うと考えざるを得ませんでした。この前に教育委員会の建物と記者クラブの建物は離れていて10数分かかるのに、アクセルを踏んで足が痛いのに、あちこち連れまわされました。あまりの酷さに、「私の時間をどう考えているのですか」と怒りました。東海テレビの方は「ちょっと待ってください」と言って席を立ちました。(おそらく幹事社の所に行ったと思われる)帰って来ると東海テレビの方はようやく内容が理解できたようでした。今まで、記者クラブで会見を200回以上しています。会見場が空いているのか調べて、空いていなければ要望書を提出したその場で、ぶら下がりの会見になりますと説明があります。教育委員会は各社に資料を配ったと言ったのです。「あなたの手元には教育委員会が配ったという資料が無い」東海テレビの方に言いました。「何もわからないのに教育委員会から頼まれたからと言って間に入らないでください」と怒りました。「これは、愛知県教育委員会が悪い、しかし、あなたも悪い」愛知県の教育委員会には、ただ呆れるばかりです。そこまでして、愛知県民に情報を出したくないのでしょうか。憐みさえ覚えました。足の痛みは益々ひどくなるばかり、私はくたくたになって愛知を後にしました。あと、岐阜県、滋賀県、今回の一区切りを「全うしたい」。しかし、身体に力が入りません。できるだろうかと不安になりました。



和歌山県・奈良県教育委員会へ要望書提出しました。

2011年11月30日

[和歌山県教育委員会] 11月30日

 ロビーまでわざわざ迎えに来て頂きました。いじめの問題の本質をよく理解されていました。しかし、指導と措置においては、文部科学省の指示通りすべて指導。これは岡山県と同じで文部科学省の指示通り動いていました。又、そう理解するしかなかったという事です。和歌山県は、岡山県と同じように私が指導と措置の使い方を説明しましたら、岡山県に勝るとも劣らない理解をされました。私はすがすがしい気持ちになり、その場を離れようとしたら教育委員会の代表の人は、いじめ問題をなんとかしなければと熱い言葉を投げかけてこられました。このようなことは、平成19年に安全配慮義務の徹底の要望に47都道府県を回った時には、なかった事です。和歌山県で23都道府県を回った今現在、ここまで心が通った教育委員会はありませんでした。先日、兵庫県で嫌な思いをさせられ、絶望的になっていたので本当に嬉しかった。これからも今まで以上に頑張ろうという気持ちにさせてくれた和歌山県ありがとう、ありがとう、ありがとう。
余談
 どこの県庁も広いのですが、私は間違って教育委員会の建物ではなく県庁の駐車場に止めました。帰りは2人の教育委員会の方に送って頂きました。10分以上かかるのに大変申し訳ありませんでした。感謝しております。

[和歌山県記者クラブ]
 多くの記者の方々が取材に来て下さいました。記者会見の時、講演で話す実体験の話をしたら皆さん感動して聞いて下さいました。教育委員会に出した要望書、教師が守る学校教育法、教師の義務など、率直な質問がありました。教育委員会が真剣なら、記者の方々も真剣だという事を改めて感じました。マスコミの皆様ありがとうございました。


[奈良県教育委員会] 11月30日

 教育委員会の方は、真剣にというより深刻に話を聞かれていました。皆さん、いじめ問題をよく理解されている事はよく分かりました。
教育委員会の方々は心優しくて、ここは日本なのだという事を感じました。
帰りには、駐車場まで送って頂き恐縮です。大変お世話になりました。

[奈良県記者クラブ]
 真剣に私の話を聞いて頂きました。とても心優しい人ばかりでした。

岡山県・兵庫県教育委員会へ要望書提出しました。

2011年11月29日

[岡山県教育委員会] 11月29日

 3人の方が対応して頂きました。とても質の高い議論の場面がありました。例えば措置と指導、文部科学省の通達どおり、岡山の教育委員会は正しく守っていました。加害者生徒を普通の生徒にする為に導く。結論としては「指導する」で間違いではありません。しかし、それでは「措置」が抜けています。正確には、いじめ加害者には、ダメ、許されない事として措置をします」。措置をする事によってその生徒を普通の生徒に育てあげるのです。その事が指導、措置なくして、指導をした事にはなりません。だから、指導したという事を軽はずみで言わないでほしい。きちんと措置をした時、初めて指導をした事になります。これが正しいのではないでしょうか、と言いました。教育委員会の人はその通りと大きく頷かれました。岡山県に来て良かったと思いました。こんなに真剣にいじめ問題を考えてくれる教育委員会があるのです。国、政府、(文部科学省)が、いじめがあった時はいじめた生徒を措置しなさいと言えば日本で一番初めに実行する県だと確信しました。

[岡山県記者クラブ]

 教育委員会の姿勢が正しい方向に向かおうとしているのであればマスコミの方々も正しい方向に向かいます。マスコミの皆様からは純朴な質問、当然の質問がありました。別れ際には大澤さん体に気をつけてと、労りの言葉を頂きました。
教育委員会、マスコミの方にアッパレ

[兵庫県教育員会] 11月29日

 ナシ、ナシ、ナシ、来なければ良かったと思いました。それは教育委員会の代表者は代表者がいるにもかかわらず要望書を代理に受け取らせました。標語を持った記念写真も拒絶しました。今までに回った22都道府県で初めての事です。教師の義務の標語、各学校に教師の義務を守らせる自信がない、のか・・・・?
 今までになく6人で対応して頂きました。、対応は人数ではない、代表は公務でしているのだから標語を持たなくても撮った写真を公表してやろうか。しかし、それをしないのは他の5人の人達は私の話を頷きながら聞いてくださいました。代表の他は申し訳なさそうな顔をしていました。それに免じても、喝!喝!喝!教育者として恥を知れ。

[兵庫県記者クラブ]
 記者の人達は真剣に聞き、核心をつく質問もありました。会見の途中、教育委員会の人が後ろにいるのに気が付かない記者は教育委員会がいるのに驚いていました。その人は、パソコンで私の話を記録していました。
 記者会見の場に教育委員会が入る時は記者クラブに報告し、記者会見に出る、私、大澤が承諾した時になりたつと聞いています。記者に気づかれないようにそっと入ってきた教育委員会、背筋が寒くなるのを覚えました。記者の皆さんは、私達の事をすごく気にかけて下さいました。心配をかけて申し訳ありません。お話したように私の身体の動く限り、活動していきます。ありがとうございました。



山口県・広島県教育委員会へ要望書提出しました。

2011年11月28日

 [山口県教育委員会] 11月28日 

玄関まで迎えにきていただきました。広い部屋で5人の方が対応してくださいました。
いじめ問題も良く勉強されており、指導と措置を良く理解されていました。文部科学省はいじめた生徒に対して教育委員会、学校に対して「指導」と指示と通達をだしてきたのだから、文部省の通達通り「指導」答える教育委員会が多いなか、私の説明を聞かれて、いじめる加害者生徒を教室の中で立たせてダメ、許されない事と「措置をしてしつける。」普通の人間になるように育てる。いじめる人を少なくする、できれば無くす、それこそが、いじめ被害者を少なくすることになると認識されていました。とてもうれしく、すがすがしい気持ちになりました。山口県教育委員会、アッパレ!

[山口県記者クラブ]
教育委員会が真剣であれば、マスコミの方たちも真剣です。あの熱意。とてもうれしかった。マスコミの方たちと心が一つになった気がします。ありがとうございます。こんなに気持ちが高揚したのは久しぶりです。アッパレ!五重丸。

[広島県教育員会]  11月28日

 教育委員会は、はじめ形だけの対応をして終わらせたい、その気持ちがビシビシと伝わってきました。しかし、この課長のせいではない、広島県の教育委員会の心だと思いました。私が真剣に実体験の話や昭和22年に学校教育法が作られたのかの話をしました。加害者を普通の生徒に育て上げるのが教育、そうすることがいじめ被害者をなくす事ということを最後には理解されたようです。
 私は、今日午前2時に起き3時に大分を出て、一睡もしないでこの、いじめ問題をなんとかしようと思って頑張っているのに広島県の対応で張り詰めた気持ちが一瞬にして崩れ、脱力感を感じました。

[広島県記者クラブ]

 マスコミの熱の無さ。教育委員会の熱の無さそのままマスコミに伝わったようでした。それより教育委員会は絶望としか教えられません。教育委員会に喝。


京都府・大阪府・堺市教育委員会へ要望書提出しました。

2011年11月02日

 [京都府教育委員会] 11月2日 11時

 教育委員会は、黙って無表情で聞いていました。今まで、「いじめは無かったこと」にしてきた。いじめをいじめと捉えなければ、他の県もそうですが、京都でも加害者生徒に教育できないので困ると思います。と言った時だけに、うなづいていました。会員の中出さんをはじめ、山田さんのグループ4人、西條さんの計6人が応援に駆け付けてくださいました。心強かったです。平成19年に安全配慮義務徹底の申し入れをしたときは教育長が駐車場まで、見送ってくれたりした対応に比べ寂しいものでした。
 
 [京都府記者クラブ]


いつも、京都もマスコミの方々は、紳士的で、熱心に質問してくださいました。ありがとうございます。
 
 [大阪府教育委員会] 11月2日 14時30分

 部屋に入った時から変な雰囲気でした。妻は教育委員会の方は病気なのかなと思った部屋を出た後に言っています。同席していた会員の中出さん、西條さんも教育委員会の方の足がぶるぶる震えていたのを見逃しませんでした。あまりの事態に熱が入らず、早々に切り上げました。記者室はどこかと尋ねたら、先方が迎えにきますとの事でした。記者が迎えに来たことは、今までには無かったことです。普通は要望書や申し入れを提出するときに、カメラやビデオ撮影するので、その時、連れて行ってもらいます。案内できた人は教育委員会の人か役所の人でした。
「記者会見を受けるか受けないかは教育委員会が決める」という。私は怒りました。記者会見を受けるか受けないかは、幹事者が日時を見て決めることです。。いじめ被害者の会の場合、会場が空いていれば、今までは、間違いなく受けてくれていました。記者クラブの幹事者が決めることを、教育委員会が決められるわけがないでしょう、と激しく迫りました。教育委員会はその通りです、と答えました。
大阪府がここまで。マスコミに合わせたがらないのは、法律で定められている教師の義務をニュースで流されるのを恐れているからです。文科省で政務官の城井先生と国会議事堂の中でも記念写真を撮りました。今まで回った18都道府県でも政令指定都市の堺市でも写真を撮りました。大阪府の写真は拡大して載せましょうか。どこの都道府県も「教師の義務」がどのようになっているということから逃れられません。大阪府は大阪府民をなめるな!!!喝!!!渇、喝、喝。 案内役は「記者室に行っても誰もいませんよ」と、うそぶきました。バカは相手にできないと怒ってエレベーターに乗ったら、説明を聞いてほしいと食い下がってきました。大阪府の教育委員会は、腐れ切っていると言って大阪を後にしました。
大阪府教育委員会に要望書の提出をしましたが、あまりの対応の悪さに、教育に真剣に取り組んでいる、大阪維新の会の議員さんに願いを託す為に、予定をしていなかった堺市へ向かいました。同行の会員、中出さんが堺市在住でしたので、堺市の議員事務所にいきました。池田克史議員が、熱心に話を聞いてくださり、府議会に確認していただける事になりました。大阪府は日本で一番最悪です。大阪府の教育行政は改革が必要だと身を持って感じました。

 [堺市教育委員会]  11月2日 17時

 堺市の対応の悪さは、身を持って体験しています。平成19年に行ったときがまさに、そうでした。
今日、会員の中出さんは京都、大阪と同行していただきました。中出さんの息子さんは、教師の対応の悪さで、多動症になりました。今回、医師の診断書も見せていただきました。今回47都道府県を回る目的は、教師の義務、教育とは何か。知識や技能だけでなく、社会的人間の形成、人格、人の模範になる人を育てる等々・・・。教室の中で当然加害行為、いじめる人がいたら、ダメ、許されない事と措置をする。つまり「しつける」生徒を守れば、「信頼関係」信頼関係があれば、生徒は安心して、教師に報告、訴える。生徒が報告や訴えたときに調べなければ、いじめがあったかどうかさえ、わからないのだから、その当然の話をしたときに堺市の教育委員会は理解してくれました。中出さんの言う通り、堺市は大阪府内では、最も酷く最悪。
しかし、何とかしなければ、今のままでは、やっていけないという事を教育委員会は強く感じていることが、ひしひしと伝わってきました。教育委員会の方たちは、私の目をしっかり見て、話を聞いて下さいました。文科省と同じで、もうごまかし切れない、堺市でも、その一端を見たような気がします。いじめ被害者の会はどこかで歯止めをかけなければ・・・。しかし、今まで、国民を騙してきたこと、府民、市民を欺いてきたことが明らかになれば、現場の文科省、教育員会は大変な負担がかかります。教育現場、文科省、教育委員会の方は異動があり3年で変わっていきます。前与党の責任、自民党の責任を民主党が背負う、そことは違いますが、複雑です。息子は文科省、自民党に殺されました。でも、できるだけ、過去は忘れます。
息子のように酷いいじめで自殺しないで済むように、私たちのように、16年経っても苦しむ遺族が一人でも少なくなるように、願いを込めてこれから29県を回ります。少し疲れたので一旦大分に戻り、体制を立て直し、回っていない県に伺いますので、よろしくお願いします。



石川県・福井県教育委員会へ要望書提出しました。

2011年11月01日

 [石川県教育員会]  11月1日 11時

女性の課長は、いじめが深刻になる根本を理解していまいた。2人で出迎えてくれましたが、対応は書きようがありません。

 [石川県記者クラブ]
 教育委員会の圧力がありあり。おまけに記者会見の時「何でも言っていいですよ」は何のことか。喝!

 [福井県教育委員会]  11月1日 14時30分

入り口まで迎えに来て下さいました。4人で対応していただきました。真剣に話しを聞いて下さり、標語も掲示して下さるということでした。標語の持ち合わせがあまりなかったので、25枚渡しました。よろしくお願いします。

 [福井県記者クラブ]

皆さん、心優しい方ばかりでした。講演で話す、実体験の話をしたら記者の方々は涙を浮かべ、聞いて下さいました。「記事が出来たら送ります」と言ってくれた女性記者の方もいました。ありがとうございます。アッパレ!!


新潟県、富山県教育委員会へ要望書提出しました。

2011年10月31日

 [新潟県教育委員会] 10月31日 11時

 義務教育課に約束の35分前に着きました。それには訳がありました。次の富山県までは250kmあることがカーナビでわかったからです。扉を開けようとしたとき、何度もお逢いしたことのある教育委員会の方が出て来られました。新潟には昨年から今年の初めにかけて8回来ています。そのうち3回は県と長岡市の教育委員会と記者会見。講演が4ヵ所。その中で一番多くお逢いした方でした。「30分前には玄関でお待ちする予定でした」と声をかけられました。一番いい部屋を用意して下さいました。参事をはじめ5人の方が対応してくださいました。今まで、何度も議論してきたし、実体験の講演も聞かれています。
極論の生徒を守るということは、いじめる生徒をダメ、許されないこと措置して、しつける、普通の人に育てあげる、それが、学校教育法にある「教師は教育をつかさどる」教育とは知識や技能だけでなく、社会人としての人間形成、つまり、人格や模範になるような人に育て上げる。仮に、いじめる生徒がいたら、いじめる生徒だけをダメ、許されない事と措置してしつける。学問だけではなく、他人にも迷惑をかけない人に育て上げる。もっとも大事なことが今、なおざりにされています。
昭和22年に学校教育法が作られて、昭和50年の半ばまでは、教師は学校教育法を守り、生徒を育てていたので、小学校4~5年になるころには、よほど愚かな生徒しか、いじめをしませんでした。いじめは生徒がするのだから、いじめる生徒が悪いのはわかります。
しかし、教育をしない先生、学校の方が、はるかに悪いのです。それにまして、現在、いじめを捉えて、暴力は喧嘩、死ね、うざいなどの暴言はトラブルにすり替え、存在しない事にすます。挙句の果てに、双方に仲良くしなさいの指導をします。文科省(行政)も国も今後はきちんと「教育」をするようにと言っています、のでよろしくお願いします、で話が終わりました。
2人の方が玄関まで見送って下さいました。新潟は下地があるので、切り替えは早いと思われました。アッパレ。

 [新潟県記者クラブ]
 記者は一人でした。去年3回の新潟での記者会見は、ほとんど全社来ていたのに・・・
おかしいと思い、記者の方に尋ねてみたら、教育委員会がいたので、口ごもっていましたが、どうも、教育委員会が・・・。その答えは富山県でおぼろげながら見えました。喝。

 [富山県教育委員会] 10月31日 15時

参事をはじめ7~8人で、仰々しく対応していただきました。2人が正面玄関で出迎えて下さいました。
いじめがあった時、調べて、いじめがあれば、加害生徒を普通の生徒にするためにダメ、許されないと措置して導く事が、いかに大事か良く理解されていました。新潟県の教育委員会と同じでした。また、それが教師のする本当の教育。勝手に思ったのですが、新潟県、富山県に限らず、文科省が、いじめがあったら必ず調べる。いじめがあったら、教室の中で起立させてダメ、許されない事と叱って措置をして普通の人にするために導く。それを、はっきり指示すればやるはず、と手応えがありました。
富山県教育委員会、アッパレ。

 [富山県記者クラブ]

 教育委員会に要望書と標語を手渡す時には、マスコミは多く集まっていました。記者クラブがわからないので、教育委員会に尋ねたら案内してくれました。教育記者クラブでした。部屋の中には4名しかいません。おかしいなぁと思っていたら、何かザワザワしています。県政記者クラブの人が来て、教育委員会の人を怒りはじめました。いじめ被害者の会の記者会見を受けたのは、県政記者クラブだったのです。今まで、このような手違いはありませんでした。教育記者クラブの方は、違うのはわかっていながら、何の説明もないまま30分くらい待たされました。教育委員会は県政記者クラブが会見を受けているのを知っていながら、教育記者クラブに案内したのです。
県政記者クラブの方は、教育委員会に対して、勝手に教育記者クラブに変える権限があるのかと怒っていました。私もその通りだと思いました。県政記者クラブの方は、教育委員会が記者会見を聞いて「一言一句間違えないように伝えろ」と教育委員会に言い捨てて出ていきました。富山の場合は、せっかくテレビ、新聞の方がたくさん来て下さったのに残念というより、県政記者クラブの皆さん、ごめんなさい。
何が何だかわからず、間に入るべきか、何もできなかった私でした。許して下さい。他の県の記者の方は教育委員会の顔色を伺いながらやるのが多いのに、富山県の県政記者クラブは立派でした。これからは教育委員会が情報操作したり、記者団を入れなったり疑いのあるときは公表します。
富山県の県政記者クラブの方々にアッパレ!
教育委員会にきちんと意見を言った方に3重丸。大アッパレ!!!


北海道教育委員会へ要望書提出しました。

2011年10月28日

 [北海道教育委員会] 10月28日 11時

 私の子供のころは、加害生徒がいたら先生は加害者を教室の中で起立させて、ダメ、許されない事と叱って措置をしました。いじめた生徒は、許されない事だとわかるし、いじめられた生徒は、自分は悪くない、回りの生徒は、いじめた加害者が悪いから、叱られる、先生に訴えれば、報告すれば助けてもらえる、友達を救えることがわかります。先生は生徒を守るから、訴えや報告があるので、いじめを知る事ができます。
学校教育法が昭和22年にできて昭和55年くらいまでは、いじめに気が付かなかった、知らなかったという先生はいませんでした。いじめ不登校、いじめ自殺者はでませんでした。そもそも、いじめ不登校、いじめ自殺という言葉はありませんでした。それは、歴史が物語っていると教育委員会に説明しているにもかかわらず、アンケート調査しているとか、被害者を守るとか、北海道教育委員会は話が理解できないようです。これまでにも、教育委員会に学校教育法11,35条は、いじめられた生徒を守るために作られたのではありません。加害生徒を普通の人間、人に迷惑をかけないように、加害行為は許されないことを教える。それが、学校教育法にある「教師は教育をつかさどる」人格の形成、人の模範になるような人を育てる。それが、教育です。知識や技能だけが教育ではありません。
しかし、性行不良の生徒、授業の妨げなどする生徒には、更生の為、普通の人に育て上げるために11条懲戒、処分35条出席停止が作られました。しかし、昭和55年くらいまでは、11,35条は行使する必要がありませんでした。いじめがあれば、初めに書いたように、教室の中で起立させ叱って善悪を教えて、加害行為を止めていたので、いじめは深刻になりませんでした。今現在は逆で、先生はいじめとわかっていながら、いじめをいじめと捉えない、いじめの訴えがあっても喧嘩にすり替わります。死ね、うざいなどの暴言はトラブルになり、いじめはなくなります。双方に「仲良くしなさい」で終わります。いじめは学校に存在しなくなります。息子の裁判の認定では、入学式の日から2年10ヶ月、教師がいじめをいじめと捉えないために、いじめは深刻になっていった・・・。いじめが深刻になるのは、教師がいじめと捉えないためと、安全配慮義務違反の判決は全て出ています。
北海道教育委員会はアンケート調査をしているなどと言い、私を怒らせたが、昭和50年代までは教師が生徒を守っていたので、生徒は安心して訴えたり、報告していたので、アンケート調査、早期発見の手引はありませんでした。これも、歴史が物語っています。消防、警察が火災、事件、事故を「発見」などしません。通報や訴えです。信頼関係です。いじめを喧嘩、トラブルとして、いじめを無かったことにしたり、いじめを訴えても調べもしません。いじめをいじめと捉えない、そんなことをして、生徒が先生を信頼するはずがありません。真実は、先生に報告させない、訴えないように文部科学省が故意にさせてきました。しかし、この1年文科省と真剣に議論してきました。そこで、見えてきたのは、いじめを無かった事にしたら、教育はできない。手短な所で、いじめ自殺した生徒の保護者を癒すことを考えるより、いじめを深刻化さなければ、いじめ自殺者は出ない。この議論をしたのは、2月8日。文部科学省から呼び出しがあって、上京したときです。
3月8日に上京して、いじめを無くす為の話し合いをしました。その後、私が完成した「いじめを無くす為の今後の課題」その中には、いじめを喧嘩トラブルとして無かったことにしてきたこと。平成18年~平成19年、教育再生会議、いじめを無かった事にしてきたために出た被害者。それを、ホローするためにできたカウンセリング、ソーシャルワーカー、支援スクール、適応指導教室「国費の無駄使い」を書いたものを文科省に送った所、不登校生徒の数、適応指導教室に通う生徒数は訂正の返信がありました。訂正の箇所を除けば、指摘したとおりということを証明したことになります。これが、6月のことです。文科省が本気だということをここで感じました。民主党は常に文科省との橋渡しを骨惜しみなくしていただきました。
さらに、8月9日上京してのつめ、そこで、標語の元はできました。完成したのは、10月の初旬。文科省で政務官の城井先生を真ん中に、標語を持った写真がそれです。国会議事堂の中での写真を見ればわかるとおり、先生方は晴れやかな顔をしています。文科省も与党民主党も真剣に深刻ないじめを無くすことを約束してくれました。
しかしです。今までに回った教育員会は歯切れが悪かった。議会にかけてから、検討してから、上に報告してから。上に報告してからはわかります。けれど、学校教育法で決められている事を、なぜ検討するのか、議会にかけるのか。
北海道で12ヶ所目です。出発する前から教育委員会の考え方はわかると回りに話してはいたが、教育委委員会はおそらく、生徒を守るために動かない。国民が「教師がするべき義務」を知ること。そのためには、日本全国に標語を掲示する。公共施設に掲示するところがあります。子供を守ることだから、反対はしないはずです。もし、管理者が何か言ったら理由を聞きましょう。広く国民が教育とはなにか、11条、35条はなぜ、作られたのかを正しく理解しましょう。
前日は秋田、岩手、青森と強行軍。記者会見が終わり着替えをしたら午後6時、フェリーに乗り札幌に着いたのが10月28日午前5時。札幌の午前4時〜午前5時くらいは1度で非常に寒かったです。
身体は燃えているので、寒さは応えなかったが疲れはピーク。北海道教育委員会の対応は普通。後で気が付いたことですが、京都に提出する要望書を間違えて渡しました。ごめんなさい。月曜日にファックスで送ります。

 [北海道記者クラブ]

 いつものように、温かく迎えていただきました。ありがとうございました。

秋田県、岩手県、青森県教育委員会へ要望書提出しました。

2011年10月27日

 [秋田県教育委員会] 10月27日 10時

 今週は全国を回り始めて最大の難関です。当初、岩手、秋田、青森と回る計画をしていたのですが、秋田から青森に行くのは2時間以内では無理ということがわかりました。急遽、秋田、岩手、青森と回る順番を変更しました。前回は、安全配慮義務の徹底の要望でした。安全配慮義務の徹底を要望したもので、説明は難しいものではありませんでした。今回は、学校教育法、「教師は教育をつかさどる」が中心になります。説明に時間がかかります。私は67歳。体力の限界は感じませんが、せっかく47都道府県を回るのですから、今後の日程は1日2県のペースでいきたいと思います。
 秋田県教育委委員会は立派な対応でした。言うこと無し、です。

 [秋田県記者クラブ]

 皆様親切で静々と会見は終わりました。

 [岩手県教育委員会]10月27日13時

 岩手に向かう途中、高速道路が1車線のため50~80kmで進んだため、遅れそうですと教育委員会に連絡したら、駐車場まで迎えに来てくださいました。恐縮です。
教育委員会の対応も紳士的で、こんな教育委員会もあるのだと思いました。

 [岩手県記者クラブ]

 熱心な質問が相次ぎました。次の青森に行くのに14時前には出発の予定でした。しかし、あまりの熱心さにつられて、14時になりました。けれど、とてもうれしかった。爽やかな気分になりました。ありがとう皆さん。頑張って。

 [青森県教育委員会] 10月27日 16時

岩手県の出発が遅れたので、到着が少し遅れました。遅れる旨の電話を教育委員会に入れたところ、玄関まで迎えに来て下さいました。またまた、お手数をかけて申し訳ありません。教育委員会は、いじめを深刻に受け止めておられました。標語の説明もひとつずつうなずかれていました。大変お世話になりました。

 [青森県記者クラブ]

岩手県に負けないくらい、熱心でした。青森は今日の最後でしたので、ゆっくり対応させていただきました。北海道に行くフェリーも待たないで乗れました。とても、いい1日でした。マスコミの皆さんにアッパレ。



宮城県、山形県教育委員会へ要望書提出しました。

2011年10月26日


 [宮城県教育委員会] 10月26日 11時

 教育委員会は、いじめの仕組みを良く理解されていました。いじめを無かった事にすれば、加害生徒のしつけはできず、普通の生徒にするために導くこともできない。加害生徒を教育することが出来ない事をよく理解されていました。文部科学省と同じ考えでした。いじめがあるのに無かった事にするのは非常に難しい、無かったことにすれば、被害者は苦しみます。この事を共通認識できてうれしかったです。〇

[宮城県記者クラブ]
 開いた口がふさがらない。実体験に話を聞かないと、いじめの深刻さはわかりませんよと言っているのに・・・

[山形県教育委員会] 10月26日 14時

 教育委員会は学校教育法の『教師は児童生徒の「教育」をつかさどる』を良く理解しておられました。アッパレ。 
何も言うことはありませんでした

[山形県記者クラ

 新聞記者の方だけではなく、テレビ局の方も熱心に取材してくださいました。何が、いじめをこんなにこじらせたのか、核心部分まで質問がありました。明日は秋田県です。今から高速道路を走れば6時間くらいで着くかもしれませんが、一般道200キロ以上の道のり、9時か10時には着くでしょう。しかし、記者の皆さんの熱心な質問に答えなければなりません。でも、こんなのが、一番うれしい。最後の一人まで、丁寧に対応させていただきました。疲れましたが、すごく元気をもらいました。ありがとう。アッパレ。


栃木県、福島県教育委員会へ要望書提出しました。

2011年10月25日


 [栃木県教育委会] 10月25日 10時

 
真剣に話を聞いていただきました

 [栃木県記者クラブ]

普通に対応していただきました。

 [福島県教育委員会]10月25日  16時

 
未曾有の大震災。地元に行ってひしひしと感じました。特に教育委員会は震災と大きく係っているので大変心を痛めておられました。教育委員会の方との話は、お見舞いの挨拶から始まりました。福島は今までも大きな、いじめ事件があったので、国と政府が真剣に動き始めた話をしたら、目が輝いたのが、一瞬見えました。カンバレ、福島。

 [福島県記者クラブ]
  
  幹事者に言葉なし。


千葉県・埼玉県・群馬県教育委員会へ要望書提出しました。

2011年10月24日


 [千葉県教育委員会] 10月24日 10時


 千葉県教育委員会は真剣に話を聞いていただきました。
千葉県には、いじめ被害者の要望で平成21年に柏市、平成22年に旭市と、いじめ問題解決のために学校に行きました。そのことにおいて、遠い大分からかけつけたことに「ありがとうございました」とのお礼の言葉をいただきました。
 標語を職員室に貼ってほしいとの要望にたいし、議会にかけてからという返答でした。
標語は当然の事が書いてあります。講師の義務、学校教育法で定められた「教師は児童生徒に教育をつかさどる」教育とは、知識、技能だけでなく社会人として人間の形成。「人格、模範になる」つまり、「知識と技能」「社会人としての人間形成」の両輪で成り立っている。今現在の学校では、加害生徒に対して社会人の人間形成が何もされていない。いじめがあっても、暴力的いじめは喧嘩にすり替わり、死ね、うざいなどの言葉のいじめはトラブル。
そこには、『いじめ』は存在しないことになります。「いじめは無かった」ことになる。息子の裁判の認定には「教師がいじめをいじめと捉えないために、いじめは深刻になっていった」とあります。教師が故意にいじめと認めないのです。これは、日本全国で同じ判決が出ています。教師が、学校が、いじめは無かったとすれば、どんな優れた学校教育法11,35条も無かったも同然になります。昭和50年半ばから、「いじめは無かった」でごまかしてきました。しかし、今現在、うちの子供がいじめられている。いじめ加害者もA君とその他○○人と訴えても学校は調べてくれない、保護者が厳しく学校に迫ればモンスターとレッテルを張られます。標語を作って、全国民に知らせなければと思ったのは、ここにあります。いじめる加害者がいれば、11,35条を行使する。初歩のいじめであれば、ダメ、許されないことと措置をしてしつける。しかし、それ以前に「調べもしないのは教師失格」加害生徒を普通の生徒に導くためにダメ、許されない事と叱って措置をする。それが「真の教育です」加害生徒を措置して、被害生徒を守る。その教師の姿を見て生徒は教師を信頼する。「信頼関係」教師が気付かなかった、知らなかったは言い訳。生徒に信頼されてないから、報告や訴えが無かったから「知ることができなかった」が真実です。
 教師が当然しなければならない義務を標語にしたのに・・・
なぜなのか、理解できませんでした。せめて「急な話ですので、即答はできません」ぐらいの言葉がほしかったと思いました。しかし、今回、千葉県はきちんと「いじめ問題」を深刻に捉えているのが良くわかりました。ありがとうございます。提案した、教育員会、学校長、子供たちの講演の事も、真剣にどうしたらいいか考えますと言われました。
 いじめ問題だけでなく、教育問題も真剣に考えている千葉県。 頑張って下さい。


  [千葉県記者クラブ]

 千葉県のマスコミの皆さまは優秀で感謝のかぎりです。ただ、心残りは、実体験を中抜きで話したことです。ごめんなさい。次の埼玉には、道も混んでいて遅れて着きました。中抜きで話をしなければ、15分は完全に遅れたはずです。1日3県を回るハードスケジュールを組んだ私の責任です。合わせてごめんなさい。けれど、中抜きの話でも涙して聞いて下さった方がいました。今度は、ゆとりを持って伺いたいと思います。ありがとうございました。

  [埼玉県教育委員会] 10月24日 13時

教育委員会の方たちはとても親切でした。
  [埼玉県記者クラブ]
   
マスコミの方たちはとても立派でした。

   [群馬県教育委員会] 10月24日  16時

 教育長が対応していただきました。いじめ問題においては、前年小6の女子生徒の、いじめ自殺の事もあり、深刻に受け止めておられました。教育長の言われた言葉で印象に残ったのは「そのために歪んでいる」その言葉に感銘しました。今、いじめを受けたために心を病んで学校に行けなくなった生徒を適応障害。いじめに遭って落着きがなくなった生徒を多動症。不登校、自殺、そう考えたときに「そのために歪んでいる」その原因を考えたとき、教育長として、その言葉でしか伝える術が無かった教育長。今の仕組みの中で、「教師がいじめをいじめと捉えないために、いじめが深刻になっていった。3年の2学期からは恐喝は悪質であった。その、いじめから永久に逃れるために自殺した」という息子の裁判の認定の域に教育長は達したのでは、と思いました。教育長は標語を見てうなずかれていました。当然、教師が守らなければならない義務。しかし、その事は文部科学省が逆の事をさせていました。たとえば、いじめはいじめと捉えない、いじめは無かったことにする。学校はそれを守ってきました。いじめを無かった事にすれば、被害者は思い悩む、いじめはエスカレートする。いじめが深刻になって、小6の女子生徒は、いじめから永久に逃れる手段として自殺したのです。個人の推測ですが、教育長は何かを、悟られている感じがしました。それが「歪んでいる」とい言葉になったのではないでしょうか。教育長が直々に、いじめ被害者の会の代表を迎えてくれた、教育長の潔さ、心の強さを感じました。
教育長、大変ですが、子供たちを守るためにお互い頑張っていきましょう。国を信じてください。行政を信じて下さい。正しい所に国、政府は向かうと言っています。

   [群馬県記者クラブ]

 多くの報道の方々に集まっていただき、ありがとうございました。
実体験の話を聞いてくれた千葉。短い時間だったので、さわりだけしか、話せなかった埼玉。そのあとの私の説明は良く理解してくださったようです。しかし、群馬は話をさせてくれませんでした。理解できない何人かの記者から、何度も電話がありました。実体験の話を聞けば、いじめの深刻さは、わかります。喝



東京都教育委員会へ要望書提出しました。

2011年10月21日


 [東京都教育委員会] 10月21日 16時

 
 真剣に話を聞いていただきました。

 [都庁記者クラブ]  21日 16時10分

 石原都知事の定例の記者会見があったので、16時10分から始まりました。
NHKはじめ、真剣な質問がマスコミの方からありました。帰り際に「頑張ってください」とエールをもらい、記者のひとり」がエレベーターまで送ってくれました。
報道の皆様、大変お世話になりました。ありがとうございました。


文部科学省、各政党へ要望書提出しました。

2011年10月20日

文部科学省、10月20日 10時


文部科学大臣政務官 城井崇先生に要望書と標語を持って行きました。
大山昌宏先生のお力添えがあったからこそ実現できたことです。心より感謝いたします。
 城井崇先生は、いじめ問題に精通した方で驚きました。いじめがあった時、教師がいじめを止めれば、いじめは深刻にならないので、いじめ不登校、自殺者は出ない事をよく理解されていました。いじめを先生が止めれば「いじめは深刻にならない」ことを10年以上訴え続けてきたので、城井崇先生が理解されていたことを、とてもうれしく思いました。
 城井崇先生を真ん中に標語を持って写真を撮らせていただきました。
21日から47都道府県の教育委員会に要望書と標語を持って行く事を伝えました。職員室に標語を貼るのは教育委員会の仕事ですが、全国いじめ被害者の会は、会員とホームページを見た人たちと協力していただいて、公共の施設やスーパーなどの入り口に貼らせてもらい、「教師の義務、教育としつけ」を国民に広く知ってもらえるように頑張りますと話をしました。別れ際に城井崇先生に「お身体だけはお気を付け下さい」と労りのお言葉をいただきました。16年の苦労がやっと実りはじめたと実感しました。
 ありがとうございました。

 [共産党] 20日 11時30分
            

 いつものように、にこやかな表情で、宮本岳志先生は出迎えてくれました。
志位委員長が対応して下さる予定でしたが、国会が始まったためにお逢いできなくて残念でした。宮本先生とは何度もお逢いしているので、高度な議論になってしまい、熱くなりすぎて、少し乱暴な言葉になってしまい反省しています。

 [みんなの党] 20日 13時

 できる限りのところで、対応していただきました。

 [民主党] 14時15分
            
 国会議事堂内で対応していただきました。
池口修次企業団体対策委員長は、懐の深い大人物でした。国は早急に「いじめ問題」を何とかしなければと考えておられることが、ひしひしと伝わってきました。「民主党はこれからもできる限りの事をしていきます」と力強い言葉を企業団体対策副委員長の金子健一 先生からいただきました。「身体に気を付けて活動してください」と温かい労いの言葉を池口先生がかけてくださいました。
(追伸)部屋の入り口を出た所で、議会を終えた各政党の党首をはじめ各議員の方々が、数メートル前を通っていかれました。菅前総理は穏やかな顔、野田総理は重みがあり、枝野経済産業大臣はひときわオーラを放っていました。

 [公明党」 20日 15時
            
 衆議院議員第一会館入り口で、出迎えていただきました。
今までも公明党は誠意をもって対応していただきました。心に残っているのは、浜四津先生、山下先生、鰐淵先生、浮島先生など10数人の先生が真剣に対応して下さったことです。今回は西博義先生でした。今回の主旨を話すと、すぐにすべてを理解され、公明党は今までどおり「いじめ問題」に取組み、全国いじめ被害者の会にできるだけの協力をしていくと心強い言葉をいただきました。


文部科学省と各政党に要望書を提出

2011年10月17日

☆10月20,21日に文部科学省と各政党に要望書を提出します。



要望書

平成23年10月20日

文部科学大臣 中川正春 殿

NPO法人全国いじめ被害者の会
大分県佐伯市内町2−30
理事長 大沢秀明




                 いじめ被害者の不登校、自殺の対策について

 いじめ不登校、自殺の100%は教師が、いじめをいじめと捉えないで「いじめ」を無かった事にするからです。そのほとんどが学校全体で、いじめを無かった事にします。
文部科学省、教育委員会に相談しても話を聞くだけで動きません。社会全体で誰も助けてくれないので不登校、自殺に至ります。特に、いじめ自殺においては、判決では「教師がいじめをいじめと捉えないために、いじめは深刻になっていった」といじめが深刻になるのは教師の責任である事を指摘しています。いじめと自殺の因果関係においては、息子に限らず「いじめから永久に逃れる手段として自殺した」と結論づけています。
 昨年の5月18日に国会内懇談会で、各政党、文部科学省、総務省の方々、にお集まりいただき、今までの実体験の話をさせていただきました。議員の先生方は涙を浮かべ聞いて下さいました。ここまで、学校現場がひどいとは思わなかった、超党派をあげて頑張りましょうと言っていただきました。
 23年2月8日文部科学省から声がかかり上京しました。その後、3月8日、8月9日と民主党の大山昌宏先生のお力添えで深刻ないじめを無くす為に、入念な打ち合わせをしました。そこで見えてきたのは、何とかしなければという国の思いでした。文部科学省は具体的に「教師がいじめをいじめと捉えて加害生徒を措置して教育しなければ、深刻ないじめは無くならない。」いじめは無くならないけど、いじめがあった時、ダメ、許されないといじめを断ち切っていけば、深刻ないじめにならないので、「いじめ不登校、自殺者は出ないと考えています。」
 1万人からの相談者の多くは、いじめられていると先生に訴えても調べてくれない、いじめた生徒をダメ、許されないと措置してくれない、謝罪させないと悲痛な叫びでした。9月22日文部科学省、郷治室長に「いじめの訴えがあった時やいじめに先生が気が付いたときは調べるように言っていますか、いじめであったとき、いじめた生徒を措置するようになっていますか、謝罪させるようになっていますか」と質問すると「当然です」との返事でした。
 しかし、現実は違います。
電話、ファックスで何十回とやり取りをして、今年になって文部科学省に3回足を運びました。文部科学省、国は何とかしようと真剣なのは良くわかりました。全国いじめ被害者の会ができることをお手伝いさせていただきます。標語を作り47都道府県を回ります。

  学校教育法第37条11項
 教師は児童生徒の教育をつかさどる。
生徒が訴えて来たとき、先生が気付いたとき、調べなければ法律違反以前に「教師失格」です。
いじめであったとき、学校教育法第11条 懲戒、懲戒処分、第35条 出席停止に捉われず加害生徒を教室の中で起立 させ、ダメ、許されない事と叱って措置をする。被害者に謝罪させる。それが、しつけです。「真の教育」です。
加害者生徒をしかり、措置をして生徒を守れば、被害者に限らず生徒たちは安心して訴え報告します。それが「信頼関係」です。


 つきましては、要望と懇談をお願いします。


文部科学省 と対談

2011年08月09日

日   時   :8月9日(火)10時〜
場   所   :文部科学省
立ち合い人   :民主党 大山昌宏衆議院議員、中川博登秘書 
文部科学省   :郷治生徒指導室長、清重児童生徒課補佐、鈴木生徒指導調査官,
         中村児童生徒課専門職、文科省女性の記録者
いじめ被害者の会:大沢秀明理事長、園子、門脇(記録係り)


民主党 大山昌弘衆議院議員のお力添えで文科省との対談が実現しました。
いじめ被害者が教師に「いじめられている」と訴えたにもかかわらず、調べもしないで「いじめが無かった」ことにしたり、いじめをいじめと捉えない場合や学校が解決しない場合には、全国いじめ被害者の会に連絡してください。保護者個人が文科省や教育委員会に状況を伝えても聞くだけにとどまってしまいます。
全国いじめ被害者の会は、教育委員会と文部科学省に報告し、文科省は教育委員会に直接注意をすること約束してくれました。全国いじめ被害者の会も学校に抗議します。
ホームページにも公開したいと思っています。(学校名は載せないでほしいなどの要望があれば、秘密は厳守します)
文部科学省は今、真剣にいじめ問題を根本から見直しはじめました。行政、国も本気で動きはじめました。いじめ被害者の声を文部科学省に伝えましょう。また加害者は更生の為に、教室の中で起立させてダメ、許されないと措置して普通の生徒に育てる、それが、真の教育です。学校教育法でもそうするようになっています。被害者を守るためには教師は加害者のいじめ行為を止めることです。それが、被害者を守ることになります。教師に義務付けられている事です。その事においては、文部科学省も共通認識でした。
息子が自殺して15年半になります。長い時間が過ぎました。ここまで来れたのは、皆様の励ましや協力があったからです。子供が安心、安全に学校に行けるように頑張りましょう。



A文部科学省 とB全国いじめ被害者の会の意見の違い 

2011年02月10日

平成23年2月8日に全国いじめ被害者の会が文部科学省と面談した内容が2月10日に主な御意見として、文部科学省からAの文書がファクシミリで送られてきました。
全国いじめ被害者が言ったBの主張はちがいます。特に「指導」と「措置」を考えたとき「指導」は知らない人にとっては効果的です。辞書には「ああしなさい、こうしなさいと教える。泳ぎを教える」とあります。
「いじめ」は、わかったうえでするので、効果はありません。自分より弱い立場にある者にわざと苦痛を与え楽しむ。そういう人には学校教育法にある第11,35条懲戒。懲戒処分、出席停止の「措置」生徒を構成させるために「措置」をして普通の人に育て上げる。それが、真の教育である。
詳しくは、この後に出てくる「いじめを無くすための今後の課題」に書いています。自殺後の調査より、その前の取り組みが大事です。文部科学省から送られてきたファックシミリを見る限りAとBを比べたら今までの文部科学省のいじめの取組が見えてきます。※Aの「措置」とすべき所が「指導」になっています。その箇所は文字を太く下線を引いています。
何より、うれしかったのは、10番の「自殺後、一生懸命にやっても遺族は癒されることはない」ということをわかってもらえたことです。今まで、文部科学省のいじめ対策をあきらめていましたが、郷治生徒指導室長、清重児童生徒課補佐にお会いして、文部科学省の今までの間違いを忘れて、新たにやる希望を持つ事が出来ました。ありがとうございました。
追記
 昨年から野党議員の方がこっそり教えてくれたことがあります。自民党の時代は文部科学省への締め付けが厳しかったが、民主党に代わって文部科学省の対応が変わったということです。同感です。みなさんもあきらめないで、自分のできる事をしましょう。私は絶対あきらめません。


B 文部科学省 初等中等局 児童生徒課より来たファックスの返信  

NPO法人 全国いじめ被害者の会との面談の概要(いじめ被害者の会が修正、訂正した分)


2011年02月10日

[自殺者が出たとき遺族にどのように対応すればいいのか]
                 NPO法人 全国いじめ被害者の会との面談
                          概要


日 時:平成23年2月8日(火)16:30〜18:00
場 所:文部科学省5階 5F6会議室
来訪者:大沢秀明理事長、水町知永氏、平岡義宏氏 他
対応者:郷治生徒指導室長、清重児童生徒課補佐、中村児童生徒課専門職

主な御意見

1. 自殺後の事を国が考えるべきではない。自殺に至らないようにする事を考えるべきである。いじめの訴えがあったり、先生が気が付けば「調べる」。いじめであれば深刻になる前に、いじめを止める。自殺後調べることよりも、いじめが深刻になる前に止めれば、自殺者は出ない。
2.  いじめた生徒は皆の前で起立させて、「ダメ、許されない」ことを叱って措置をすれば、いじめられた生徒は、自分は悪くない、いじめた生徒は悪かったことがわかる。周りの生徒は、先生は「いじめる生徒は許さない」いじめられた生徒は守ってくれることがわかる。被害者や周りの生徒は自分たちを守ってくれる先生を信頼して、再びいじめがあれば訴える。「気がつかなかった、SOS、アンケート調査」は必要ない。学校教育法は、昭和22年第11条、26条が作られて30年位は「いじめは、いじめと捉えていた」ので、いじめ不登校、いじめ自殺はなかった。そもそも、いじめ不登校、いじめ自殺という言葉がなかった。秀猛の裁判の判決の認定には、1年の入学式の日から2年10ヶ月教師がいじめをいじめと捉えないために、いじめは深刻になっていった。3年の2学期からの恐喝は悪質であった。秀猛はそのいじめから永久に逃れる手段として自殺した、とある。いじめをいじめと捉えない教師が問題で調べた記録もない。生きているときに、いじめはなかったことにしておいて、自殺後の調査などと、偉そうなことを言ってほしくない
3. 今の学校現場では、教員が生徒から、いじめを訴えられたとき、きちんと、いじめとして捉えない。また、いじめている生徒だけでなく、いじめられている生徒の両方を指導しており、いじめを生徒間のトラブルとしている。いじめた生徒だけを措置すべきである。
4. 今の学校現場では、加害行為をした生徒が放置されている。いじめをするような未熟な生徒の措置をしっかりして、普通の人、真人間にするために導かなければいけない。これこそが、真の教育である.いじめを少なくする最大の方法である。
5. 生徒が、いじめを訴えたら、いじめがあったか調べて、いじめがあれば、いじめている生徒をしっかり措置すべきであるにもかかわらず、教員はいじめている生徒へ「指導」することで信頼関係が損なわれている。いじめている生徒へ、しっかり措置していない。
6. いじめはなくならないが、教員の措置で、いじめの継続を断ち切れば、いじめは深刻にならない。いじめが深刻にならなければ、いじめ不登校、いじめ自殺者はでない。それは、歴史が証明している。
7. いじめられている生徒を守り抜くということではなく、まずは、いじめをしている未熟な生徒への措置が先である。いじめている生徒を措置して、いじめを止めなければ、いじめられている生徒を守り抜くことなど、できるはずがない。
8. 自殺がおきた後の調査より、いじめをいじめと捉えて、いじめを深刻にしないための取組みの方が重要である。いじめが深刻でないのに自殺する人はいない。
9.  いじめている生徒に対して、きちんと措置することを、懲罰と考えるのではなく措置することでしか更生のため導く事は出来ないと考えるべきである。
10. 検討経過の骨子案の内容を一生懸命やっても、遺族は癒されることはない。

 


A 文部科学省 初等中等局 児童生徒課よりファックスが来ました  

NPO法人 全国いじめ被害者の会との面談の概要

2011年02月10日

[自殺者が出たとき遺族にどのように対応すればいいのか]
                 NPO法人 全国いじめ被害者の会との面談
                          概要


日 時:平成23年2月8日(火)16:30〜18:00
場 所:文部科学省5階 5F6会議室
来訪者:大沢秀明理事長、水町知永氏、平岡義宏氏 他
対応者:郷治生徒指導室長、清重児童生徒課補佐、中村児童生徒課専門職

主な御意見

1. 自殺が起きてしまった時に、いじめを苦に自殺した場合には、いじめがあったことは明白であり、いじめが原因であることもわかっている。わざわざ調査をするまでのことではない。
2.  原因がよくわからないときに、自殺が起きた後の調査も必要ではあるが、むしろ、自殺を防止するための取組が重要である。
3. 今の学校現場では、職員が生徒からいじめを訴えられたとき、大した問題ではないと捉えてしまい、きちんといじめとして認識できていない場合がある。また、いじめている生徒だけでなくいじめられている生徒の両方を指導しており、いじめを生徒間のトラブルと捉えている。
4. 今の学校現場では、加害行為をした生徒が放置されている。いじめをするような未熟な生徒への指導をしっかりしないといけない。
5. 生徒がいじめを訴えたら、いじめている生徒をしっかり指導すべきであるにもかかわらず、教員はいじめている生徒へ指導することで信頼関係が損なわれるのではないかと考えており、しっかり指導をしていない。
6. いじめはなくならないが、教員の指導次第で止めることはできる。
7. いじめられている生徒を守り抜くということではなく、まずは、いじめをしている未熟な生徒への指導が先である。いじめている生徒への指導もできなくて、いじめられている生徒を守り抜くことなど、できるはずがない。
8. 自殺が起きた後の調査より、自殺を防止するための取組の方が重要である。
9.  いじめている生徒に対して、きちんと指導することが大事であり、懲罰を加えればいいというものではない。
10. 検討経過の骨子案の内容を一生懸命やっても、遺族は癒されることはない。。

 


文科省に行き講演の確認といじめを無くす為の話に行きました。

2011年03月08日

47都道府県の指導主事に講演をする話を国会議員の先生から聞きました。その後どうなっているか、尋ねました。
郷治生徒指導室長は「進めています。これから先、講演は今まで以上に増えるでしょう.身体に気を付けるようにして下さい」とのお言葉をいただきました。
いじめを無くすための話もさせていただきました。

2011年03月08日
文部科学省 郷治生徒指導室長・清重児童生徒課補佐

NPO法人 全国いじめ被害者の会
代表 大澤秀明、妻
平岡理事、千葉会員

文科省よりお招き頂き、各地のいじめの実情をお伝えしました。

2011年02月08日

本日文科省よりお招き頂き、虎ノ門の文科省内にて、いじめの実情のご説明の機会をお与えいただきました。

大澤代表より、息子さんの秀猛君の事例にのみならず、全国のいじめ自殺されたお子さんやご家族に起きた事例や、いじめ体験が将来どんな影響を及ぼすかの事例も含め、細かく実情をお伝えしまた。

文科省では、いじめ事件発生後の事実調査に対する積極的な取り組みに向けての御姿勢をお示し頂きました。
大澤代表は、さらに自殺事件に至らない様に、事前に食い止める為の取り組みをお願いさせて頂きました。

さらに継続的なお話し合いの機会など、今後に向けてのお話などもさせて頂きました。
今回この様な機会をお与え頂きまして深く感謝いたします。


■2011年2月8日午後5時より

●文部科学省
 初等中等教育局 児童生徒課課長補佐 生徒指導調査官 学校体験活動推進専門管 清重隆信様

 初等中等教育局 児童生徒課専門職 中村 崇志様

 初等中等教育局児童生徒課生徒指導室長 郷冶 知道様


●NPO全国いじめ被害者の会
 大澤代表、園子夫人
 当会理事、平岡、水町


民主党大山議員と、いじめ隠蔽是正、今後の方法論を討議

2011年01月14日

ご多忙の中、大山議員との面談の機会をお与え頂き、今後の方法論について話し合いました。

それらの中で大澤代表は、各地のいじめ事件など実際の事例を紹介し、学校の隠蔽体質について実情を議員にお伝えしました。


いじめ問題は、将来あるお子さんが事件や自殺などと成ってしまった後ではなく、それらを未然に防ぐ事こそが重要で、
それは、いじめで苦しむ生徒やその親御さんを守る事が第一に重要ですが、大事な事は決してそれだけではなく、いじめ加害者側の生徒の更正という重要な機会を損じない事も重要と改めて力説いたしました。

当会大澤代表は、実際に全国各地へ出向き、大変多くのいじめで苦しむ生徒とその親御さん、そしてその生徒が通う学校や管轄の教育委員会にまで会い、親御さんだけではなかなか困難な”いじめの事実”を認めさせ、多くの責任者達に謝罪をさせるなどの成果を出しています。

その中では、いじめ事件を”調査さえしない”と言い張った教育委員会へ、共産党の石井ふく子議員のお力添えにより、「注意します」と文科省の返答を頂くに至ったなどの事例もお伝えしました。

このような豊富な経験の中には、現実に加害者側の生徒が孤立してしまっている事例などもあり、いじめで苦しむ生徒を守るだけでなく、加害者側の生徒も野放しにしている現状も見逃すわけには行きません。自殺に追いやられた数多くの生徒達だけでなく、さらに大変な数不登校の生徒たちが居ますが、一方の加害者側の生徒は主犯格だけでも、その五倍十倍でしょう。そんな子供達がそのまま大人になるのです。悪い事をしても注意されず、まかり通ってしまいそのまま大人になる事がその子にとっても、社会にとっても良い事である筈がありません。

さらに大澤代表のお子さんに起きた事を大山議員にお伝えする中、
加害者側生徒の親御さんが、大澤代表のお宅へ謝罪に向かおうとしていたが、
「学校側から長く引き止められていた。」
「警察に行って、始めて我が子が行ったいじめ行為を知りました。」
との事を話し、加害者側の親御さんも大変な苦悩に直面する事などをお伝えしました。

いじめと喧嘩を、今だ”ないまぜ”にしている学校側が多くある。
喧嘩は、互いが攻撃し合うが、しかしいじめは、一方的な行為。
それらをひとくくりにせず、いじめの継続さえ断ち切れば深刻にならないのです。
また今問題なのが、深刻ないじめが低年齢化している事、幼稚園からいじめが始まっている事です。

そして、大澤代表のお子さんに起きた事を改めて説明いたしました。
その内容は、各地での学校・組織ぐるみの”いじめ隠蔽体質”を明確に証明し、さらに自殺した秀武君に対して書いてくれた親友の女の子の手紙の内容が胸を打ちます。

教職者の多くが、高い志を持ち、教団に立った筈が、その志を全うできず、多くが教職を去ってしまったりしています。
本来素晴らしい職業である教師の皆さんが隠蔽をしなくても良い方法を、一日も早く構築する事が日本の教育問題のおける最も重要な責務です。

政府民主党はじめ、超党派で、将来ある子供達の命と精神を守り育て、全うな社会人となるような教育環境改革の為にお力添えの程を、そして教育現場の皆さま、マスコミの皆さまのお力添えを今後とも宜しく御願い申し上げます。


大澤代表は、園子夫人と共に、母親が外国籍であることでお子さんがいじめられ、内申書に悪く書かれるなどのご家族のもとへ向かわれました。

その後大澤代表はマスコミの皆さまのご協力と共に19日大阪の中学校へ。
そして毎日放送でラジオに生出演します。


(※ 深刻ないじめ被害に合われているお子さん、ご家族の方は、是非当、NPO法人全国いじめ被害者の会へご相談ください。)



2011年1月14日 午後1時より
■民主党 大山議員 中川秘書

■全国いじめ被害者の会
大澤代表、園子夫人
会理事、平岡、水町



NPO法人 全国いじめ被害者の会

〒876-0845
大分県佐伯市内町2-30
代表:大澤秀明

TEL/FAX 0972-23-8372


出版物


”いじめは止められる!”わが子を死なせないための「安心の処方箋」「全国いじめ被害者の会」大澤会長著 発行:エビデンス社 発売:創英社・三省堂書店 1575円
「全国いじめ被害者の会」
大澤秀明 著

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